Casio 2914 User Manual

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Operation Guide 2914
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本機はソーラーセルで発電し、二次電池に充電しながら使
うようになっております。
光が当たりにくい場所での保管および使用、長袖で本機が
隠れたままの使用が長時間続きますと、二次電池が消耗し
て表示しなくなることがあります。
安定してご使用いただくために、なるべく光が当たるよう
にしてお使いください。
二次電池が消耗して時計機能が停止すると
(レベル4)
メモリーされているデータや設定は消去されます。
●リカバーマークが点滅している場合
ライトやアラームなどを短時間に連続して使用し、電池に
大きな負担がかかった場合、リカバーマークが点滅して、
一時的に以下の操作ができなくなります。
• EL バックライトの点灯
• アラーム・時報などの報音
• 電波受信
この場合は、時間がたてば電池電圧が復帰し、使用できる
ようになります。
● バッテリーインジケーターの見方
Aタイプ
Bタイプ
(反転液晶)
レベル1
レベル2
レベル3
レベル4
すべての機能が使用可能
すべての機能が使用可能
時計機能停止(時計発振不可)
液晶表示不可、EL点灯不可、アラーム・
時報などの報音不可、電波受信不可
※直射日光下などの強い光で充電した場合、バッテリーイ
ンジケーターが一時的に実際の電池容量より高いレベル
を表示することがあります。レベルは充電後しばらくし
てから確認してください。
※レベル4になっても再度充電を行なうことで使用できます。
※レベル 4 から充電したときは、レベル 3 になると表示が
点灯しますので、時刻・カレンダーを合わせてください。
ただし、レベル 2 またはレベル 1 になるまで十分に光を
当ててから、ご使用ください。
● 充電必要サイン
レベル3の状態は、電池残量が極端に少なくなっています。こ
のときは、
本機を光に当てて、
十分に充電を行なってください。
リカバーマーク
●充電の目安
本機は一度フル充電すると、充電しなくても基本動作に加
え下記の条件で使用した場合に約 8ヶ月動き続けます。
1 日あたりの使用量
• ELバックライト:約1.5秒間
• アラームの報音:約 10 秒間
• 電波受信:16 分間
• 表示点灯:約 18 時間
なお、こまめに充電を行なえば、
安定してご使用いただけます。
* 基本動作とは、時計内部の時刻演算
処理のことです。
●各レベルに回復するための充電時間
環境(照度)
晴れた日の屋外など
(50,000ルクス)
晴れた日の窓際など
(10,000ルクス)
曇り日の窓際など
(5,000ルクス)
蛍光灯下の室内など
(500ルクス)
充電時間
レベル4 
\
 レベル3 
\
 レベル2 
\
 レベル1
−−−
−−−
約2時間
約6時間
約22時間
約5時間
約9時間
約101時間
約30時間
約222時間 約61時間
約109時間
※この充電時間は目安のため、実際の環境下においては充
電時間が異なる場合があります。
●充電時のご注意
以下のような高温下での充電はお避けください。
• 炎天下に駐車中の車のダッシュボード
• 白熱ランプなどの発熱体に極端に近い所
• 直射日光が長く当たって、高温になる所
なお、極端な高温下では液晶パネルが黒くなることがあり
ますが、温度が下がれば正常に戻ります。
充電の際、
光源の条件によっては時計本体が極
端に高温になることがありますので、やけどな
どをしないようにご注意ください。
●充電のしかた
本機のソーラーセル部を光源に向けます。
※ソーラーセルの一部が隠れていると充電効率が下がりま
すので、ご注意ください。
例)時計の置き方
ソーラーセル
※イラストは樹脂バンドの場合です。
環境(照度)
晴れた日の屋外など
(50,000ルクス)
晴れた日の窓際など
(10,000ルクス)
曇り日の窓際など
(5,000ルクス)
蛍光灯下の室内など
(500ルクス)
充電時間
約5分
約24分
約48分
約8時間
〈1日動くのに必要な充電時間〉
※左記の条件で使用した場合。
電源について
ライト点灯について
本機の表示部には EL パネル(エレクトロルミネッセンス
パネル)が内蔵されており、暗いときにライトを点灯させ
て時刻を見ることができます。また、暗いときに時計を傾
けるとライトが点灯するオートライト機能もあります。
■ ボタンを押して点灯させる
∼手動点灯∼
どのモードのときでも
L
L
L
L
L ボタンを押します
L ボタンを押すとライトが
点灯します。
※点灯時間は約 1.5 秒間と約
2.5 秒間のいずれかを選ぶ
ことができます(「■ ライト
点灯時間の切り替え」参照)。
※ オートライトOFFのときもLボタンを押すと点灯します。
本機を振ると「カラカラ」と音がすることがあります。
これはオートライト機能のためのスイッチ(金属球)
が内部で動くための音で、故障ではありません。
■ 時計を傾けて点灯させる
∼オートライト機能∼
オートライトは、ボタンを押さなくても暗いときに時
計を傾けるだけでライトが点灯する便利なフルオート
ライト機能です。
※明るいときは、自動点灯しません。
暗い場所で時刻などを見るときに大変便利です。
オートライト機能では、どのモードのときでも、時計
を傾けるだけでライトが約1.5秒間または約2.5秒間
点灯します。
準備:セット中(表示点滅)以外のどのモードのときでも、
L
L
L
L
L ボタンを約 2 秒間押し続けて、オートライト ON
(オートライト ON マーク点灯)にします。
オートライト
ONマーク
※オートライトONのとき、Lボタンを約2秒間押し続けると
オートライトOFF(オートライトONマーク消灯)に戻ります。
●ライトを点灯させる
※オートライト機能を使用するときは、時計を「手首の外
側」にくるようにつけてください。
※文字板の左右(3時−9時方向)の
角度を± 15°以内にしておいて
ください。15°以上傾いていると
点灯しにくくなります。
〈ご注意〉
直射日光下ではライト点灯が見えにくくなります。
ラ イ ト 点 灯 中 に い ず れ か の ボ タ ン を 押 し た り 、
アラームなどが鳴り出すと点灯を中断します。
手動受信中は、ライトは点灯しません。
ライト点灯中に時計本体より音が聞こえることがあ
りますが、これは EL パネルが点灯する際の振動音
であり、異常ではありません。
〈オートライトご使用時の注意〉
オートライトを頻繁に使用すると電池の持続時間が
短くなりますのでご注意ください。
時計が服の袖に隠れるようにつけると、明るいとき
でもオートライトが点灯することがあります。
時計を傾けたとき、ライトの点灯が一瞬遅れること
がありますが異常ではありません。
ライト点灯後、時計を傾けたままにしておいても、
点灯は約 1.5 秒間または約 2.5 秒間のみとなり
ます。
二次電池の残量がレベル3の状態になると、自動的
にオートライト OFF になります。
時計を「手首の内側」につけていたり、腕を振った
り、腕を上にあげたりしても点灯することがありま
す。オートライトを使用しないときは必ず OFF に
しておいてください。
※時計を「手首の内側」につけるときはできるだけ
オートライトを OFF にしてご使用ください。
静電気や磁気などでオートライトが動作しにくくな
り、点灯しないことがあります。このときはもう一
度水平状態から傾けなおしてみてください。なお、
それでも点灯しにくいときは、腕を下からふりあげ
てみると点灯しやすくなります。
水平状態から、
表示が見え
るように約40°傾けます
時 計 を 腕 に は め 、
水平にします
1
1
1
1
1
2
2
2
2
2
4 0 °
以上