M-AUDIO Axiom ユーザーズマニュアル
25
Axiom
シリーズ・ユーザーガイド
日
本
語
日本語
3.6.7.1
コントロールをゾーンに関連づける
コントローラをチャンネル
17
、
18
、
19
、
20
に割当てる時、コントローラはそれぞれ、ゾーン
1
、ゾーン
2
、ゾーン
3
、ゾーン
4
の送信チャン
ネルに関連付けられています(
49
鍵盤と
61
鍵盤のモデルには
4
ゾーン、
25
鍵盤のモデルには
3
ゾーンあります)。この理由で、ゾーンの
チャンネルを変更すると、同時にコントローラのチャンネルをも変更することになります。
コントローラがゾーンに関連付けられていても、この割当てを
20
種類のメモリ・ロケーションに保存する場合、コントローラが属するグ
ループを選択する必要があります。グループ
A
はこの場合適用されません。
3.6.7.2 SysEx
(システムエクスクルーシブ)メッセージとデバイス
ID
システムエクスクルーシブメッセージ(
SysEx
)を送信する場合は、個々のコントロールチャンネル番号は送信チャンネルを指定せず、
代わりにデバイス
ID
を指定します。デバイス
ID
の場合、
LCD
ディスプレイにチャンネルの「
c
」は表示されません。
デバイス
ID
は、
00
から
127
の間で指定することができます。通常は
127
に設定して下さい。デバイス
ID
が
127
に設定されていると、すべ
てのデバイスが
SysEx
メッセージを受信します。
コントローラに割当てられたデバイス
ID
の
SysEx
メッセージは、
DEV ID
ボタンを使用しても変更することはできません。このキーは
Axiom
のグローバルデバイス
ID
を変更するのに使用します。
デバイス
ID
とシステムエクスクルーシブ・メッセージに関する詳細はセクション
5.3
を参照して下さい。
3.6.7.3
グローバル・チャンネル
Axiom
のグローバル・チャンネルは簡単に変更が可能で、チャンネル
00
に割当てられたコントローラまたはゾーンはグローバル・チャ
ンネルが設定されているチャンネルへ送信されます。
グローバル・チャンネルはグループ
A
が選択されている限り、
20
種類のメモリ・ロケーションのいずれにも保存することができます。
3.7
グループ
A
コントローラ
注意:グループ
A
のメモリのロードについてはセクション
3.2.1
を参照して下さい。
グループ
A
コントローラとは、ピッチベンド・ホイール、モジュレーション・ホイール、アフタータッチ、サスティーン・ペダル、エクスプレッショ
ン・ペダルを指します。これらのコントローラのそれぞれは
Axiom
のその他のコントロールとは違って、各ゾーンで独立して有効か無効かを
プログラムすることができます。
つまり、サスティーン・ペダルをゾーン
2
でなくゾーン
1
で動作するよう設定することや、またピッチベンド・ホイールをゾーン
1
ではなくゾーン
3
で動作するよう設定することができます。
グループ
A
のコントローラが全てのゾーンに送信ができるようにするには、チャンネル割当てを
0
に設定する必要があります。グループ
A
コン
トローラが
0
以外に設定されると、
Axiom
のその他のコントロールと同様の動作をします。
Ctrl Assign
ボタンを押してグループ
A
コントローラを選択すると、グループ
A
コントローラに割当てた
MIDI
メッセージはその時点で有効ゾー
ン全てに送信されます。つまり、グループ
A
に割当てた
MIDI CC
は選択したゾーンが割当てられているチャンネル全てに送信されることにな
ります。
グループ
A
コントローラを
1
つ以上のゾーンのみで送信したい場合、グループ
A
コントローラを任意のゾーンのチャンネルに割当てることがで
きます。これにより、そのグループ
A
コントローラは同じチャンネルに割当てられていないその他のゾーンに影響を及ぼしません。
また、コントロール・メッセージをオフに設定し、グループ
A
コントローラが他のゾーンに影響を及ぼさないようにもできます。
49
鍵盤または
61
鍵盤モデル:
<
Group A
コントローラを選択します。
<
Ctrl Assign
ボタンを押します。
Zone/Group
ボタンの
LED
が点灯します。
<
グループ
A
コントローラが影響を及ぼさないゾーン全てを選択します。
<
セクション
2.4.2
の解説に従い数値キーパッドを使用して
000
を入力します。
<
(
-
)ボタンを押して、コントローラをオフに設定します。