M-AUDIO Axiom Benutzerhandbuch
18
日本語
3.4
ロータリ̶・エンコーダ
第
2
章で述べた通り、ロータリー・エンコーダは付録
C
に記載されている
MIDI CC
のいずれにも割当てることができます。エンコーダを
MIDI
CC
に割当てると、エンコーダは
Axiom 49
と
61
のスライダと同様の機能で動作することができ、最小値または最大値に達すると、エンコーダを
逆方向に回さない限りデータは出力されません。
DAW
でエンコーダが実際の設定値を送信する代わりに現在の値をインクリメント(増加)またはデクリメント(減少)させるようプログラミング
することができます。つまり動かしているコントローラの位置が合わなくてもパラメータのジャンプが起こる危険性は一切ないという意味です。
全ての
DAW
がロータリー・エンコーダの用途をサポートするわけではありません。また、サポートが可能な
DAW
でもエンコーダをサポートす
る方法が異なります。
Axiom
では数種類のインクリメント(増加)
/
デクリメント(減少)する
MIDI
メッセージをサポートします。
DAW
のマニュ
アルを参照してサポートされるメッセージのタイプや、ロータリー・エンコーダをサポートする方法を確認して下さい。これに関しては、関連する
各データのメソッドについて一般的に使用される名前をリストしました。データの増加とデータの減少を示すために使われるデータ値もリストし
てあります。値の範囲が増加または減少に特定されている場合は、範囲内での動作は徐々に加速度に早くなります。
各データのメソッドについて一般的に使用される名前をリストしました。データの増加とデータの減少を示すために使われるデータ値もリストし
てあります。値の範囲が増加または減少に特定されている場合は、範囲内での動作は徐々に加速度に早くなります。
プログラム・チェンジのインクリメント(増加)
/
デクリメント(減少)は各段階でプログラム・チェンジを送信します。
Axiom
のロータリー・エンコーダへこれらのメソッドを送信するためには、
MIDI CC
を割当てる必要があります:
MIDI CC
エンドレスデータの概要
インクリメント
デクリメント
145
プログラム・チェンジ
インクリメント
/
デクリメント
̶
̶
146
64
から
2
の補数
/
相対
バイナリーオフセット)
065 to 127
063 to 000
147
0
から
2
の補数
/
相対(
2
の補数)
001 to 64
127 to 065
148
符号絶対値
/
相対(符号
Bit
)
065 to 127
001 to 063
149
符号絶対値
/
相対(符号
Bit 2
)
001 to 063
065 to 127
150
符号値インクリメント
/
デクリメント
096
097
151
RPN
インクリメント
/
デクリメントメッセージ
096 then 000 to 127
097 then 000 to 127
152
NRPN
インクリメント
/
デクリメントメッセージ
096 then 000 to 127
097 then 000 to 127
ロータリー・エンコーダを割当てる:
49
鍵盤または
61
鍵盤モデル:
<
第
2
章の解説に従い、ロータリー・エンコーダを選択します。
<
Ctrl Assign
ボタンを押します。
LCD
ディスプレイにはエンコーダの現在の割当てが表示されます。
<
上の表から任意のメソッドを選択したら、数値キーパッドを使用して
MIDI CC
番号を入力します。
<
Data 2
を押します。
LCD
ディスプレイにはエンコーダの現在のパラメータ値が表示されます。
<
付録
C
から使用する
MIDI CC
番号を入力します(この場合
0
から
127
で、あくまでも
0-131
でないことに注意して下さい)。
<
エンコーダは設定した
MIDI CC
番号でインクリメント(増加)
/
デクリメント(減少)のメッセージを送信します。
25
鍵盤モデル:
<
第
2
章の解説に従い、ロータリー・エンコーダを選択します。
<
Advanced
ボタンを押します。
<
Ctrl Assign
ボタンを押します。
LCD
ディスプレイにはエンコーダの現在の割当てが表示されます。
<
上の表から任意のメソッドを選択したら、数値キーを使用して
MIDI CC
番号を入力します。
<
Enter
キーを押して確認します。
<
Advanced
ボタンを再び押します。
<
Data 2
を押します。
LCD
ディスプレイにはエンコーダの現在のパラメータ値が表示されます。
<
付録
C
から使用する
MIDI CC
番号を入力します(この場合
0
から
127
で、あくまでも
0-131
でないことに注意して下さい)。
<
Enter
キーを押して確認します。
<
エンコーダは設定した
MIDI CC
番号でインクリメント(増加)
/
デクリメント(減少)のメッセージを送信します。