ASUS P8Z77-V PRO/THUNDERBOLT Benutzerhandbuch

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ASUS P8Z77-V PRO/ THUNDERBOLT
2-15
Chapter 2
2.2.5 
オンボードスイッチ
ベアシステムまたはオープンケースシステムでの作業中に、パフォーマンスを微調整することがで
きます。このスイッチはシステムパフォーマンスを頻繁に変更するオーバークロックユーザー、 
ゲーマーに理想的なソリューションです。
1. 
MemOK! ボタン
 
本製品と互換性のないメモリーを取り付けると、システムが起動せず、このボタンの隣にあ
るDRAM_LEDが点灯します。DRAM_LEDが点滅するまでこのボタンを押し続けると、互換
性が調整され起動する確率が上がります。
• 
DRAM_LEDの正確な位置は、セクション「2.2.6 オンボードLED」でご参照ください。
• 
DRAM_LEDはメモリーが正しく取り付けられていない場合にも点灯します。MemOK! 機能
を利用する前にシステムの電源をOFFにし、メモリーが正しく取り付けられているか確認し
てください。
• 
 MemOK! ボタンはWindows®™ OS 環境では機能しません。
• 
調整作業中は、システムはフェイルセーフメモリー設定をロードしテストを実行します。 
1つのフェイルセーフ設定のテストには約30秒かかります。テストに失敗した場合、 
システムは再起動し次のフェイルセーフ設定のテストを実行します。DRAM_LEDの点滅が
速くなった場合は、異なるテストが実行されていることを示します。
• 
メモリー調整を行うため、各タイミング設定のテスト実行時にシステムは自動的に 
再起動します。なお、調整作業が終了しても取り付けたメモリーで起動しない場合は、
DRAM_LEDが点灯し続けます。その場合はQVLに記載のメモリーをご使用ください。
QVLは本書またはASUSオフィシャルサイトでご確認ください。
• 
調整作業中にコンピューターの電源をOFFにする、またはメモリー交換するなどした 
場合、システム再起動後にメモリー調整作業を続行します。調整作業を終了するには、 
コンピューターの電源をOFFにし、電源コードを5秒から10秒取り外してください。
• 
UEFI BIOSでのオーバークロック設定によりシステムが起動しない場合は、MemOK!  
ボタンを押してシステムを起動しUEFI BIOSのデフォルト設定をロードしてください。
POSTでUEFI BIOSがデフォルト設定に復元されたことが表示されます。
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MemOK! 機能をご利用の際は、事前にUEFI BIOSを最新バージョンに更新することをお勧
めします。最新UEFI BIOSはASUSオフィシャルサイトにて公開しております。 
(http://www.asus.co.jp)