Brother RJ-3150 Verweisanleitung
![Brother](https://files.manualsbrain.com/attachments/8c662d2d9dbf4f824dfb46b9a1ababe38c435c2d/common/fit/150/50/d9563199756797e8650c01d5929471667ad930bd23805d8d5e013c9eee84/brand_logo.png)
ESC/P コマンドリファレンス
- 14 -
3. ESC/P コマンドの制限事項
3.2.2 ピッチについて
ピッチとは隣り合う文字と文字との間隔のことを言います。
文字が固定ピッチに配置してある場合、文字は等間隔に並びます。
複数行にわたる文字列では各列がまっすぐにそろいます。
等間隔
c
a
b
c
b
a
等間隔(文字間にスペースを挿入した場合)
一方、プロポーショナルピッチになると、文字ごとにフォントの横幅が変わります。
(W では横幅が広く、I では狭くなります。)
そのため、文字と文字との間に余計なスペースが無くなり、引き締まった印象になります。
W
間隔が異なる
C
I
W
間隔が異なる(文字間にスペースを挿入した場合)
C
I
プロポーショナルピッチにの書体を固定ピッチとして使用する場合、元々の書体で一番横幅の広い文字の横幅に全
ての文字の横幅を合わせることになります。
W
間隔が異なる
C
I
W
等間隔とするため W の横幅を全ての文字に適用
C
I
間隔が異なる
W
等間隔とするため W の横幅を全ての文字に適用
(文字間にスペースを挿入した場合)
C
I
W
C
I
これを行うことで、プロポーショナルピッチの書体であっても書体が変わることなく等間隔が実現できます。
なお、固定ピッチにの書体をプロポーショナルピッチとして使用する場合は、横幅は各文字共通となり、見た目では
固定ピッチの時と変わらないことになります。