M-AUDIO keystation 61es Benutzerhandbuch

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オクターブボタン
1オクターブは12ノートから構成されます。Keystationキーボードでは、各オクターブがC音から始まる白黒表示で明確に示してあります。各オクター
ブには番号がついています。
オクターブ「+」ボタンを一回押すと、オクターブ「−」ボタンの上のLEDが消えキーボードが現在1オクターブ高い状態であることを示します。再びオク
ターブ「+」ボタンを押すと、キーボードは2オクターブ高い状態になります。以後、同様にシフトアップします。キーボードはオクターブシフト0の状態か
ら音域を上下にそれぞれ最高3オクターブ変化させることが可能です。
オクターブ「−」ボタンを押すと、オクターブ「+」ボタンの上のLEDが消え1オクターブ下がります。もし、オクターブ「−」ボタンの上のLEDのみが点灯
している場合は、まだ0設定より低いオクターブであることを示します。オクターブ「+」ボタンの上のLEDのみが点灯している場合は0設定より高いオ
クターブを示します。
キーボードのオクターブシフトを「0」設置の状態に戻すにはオクターブ「+」ボタンとオクターブ「−」ボタンを同時に押します。両方のLEDが点灯し
て、オクターブシフトが「0」に戻ったことを示します。
ピッチベンドホイール
ピッチベンドホイールは、キーボードで弾いたノートのピッチ(音程)を上下に変化させるのに使います。これを使用すると、一般のキーボード演奏では見
られないギタースタイルのリフ等のフレーズを演奏することができます。 
ノートの変化の幅は音源によって異なります。一般的な設定は2セミトーン(半音)ですが、最大上下2オクターブまで設定できます。
モジュレーションホイール
モジュレーションホイールは、演奏中の音声のモジュレーションを行うのに用います。この種のリアルタイムコントローラは、元来、電子キーボード楽器
で、アコースティック楽器の演奏者と同様のビブラート等のオプションを提供するために導入されました。
ピッチベンドホイールと同様に、モジュレーションホイールはMIDIアサイン可能です。
ボリュームスライダ
ボリュームスライダは演奏されるノートのボリューム(音量)をコントロールするためのMIDIメッセージを送り出します。 
ボリュームスライダに、パン(バランス)、アタック、リバーブ、コーラス、その他多くのエフェクトをアサインすることもできます(詳しくは「アドバンスドフ
ァンクション」の項をご参照下さい)。
フットペダルを使用する
フットペダルは演奏中の音をキーボード上で鍵盤を押えることなくサスティーンする時に用います(ピアノのサスティーンペダルと同様です)。
キーボードに装備されているフットスイッチ入力には、いかなる極性のフットペダル(別売)でも接続することができます。キーボードが電源ONの時に自
動的に正しい極性を検知します。極性を逆にしたい場合は、ベダルを押した状態でキーボードの電源を入れてください。
アドバンスドファンクション(Advanced Functions)ボタン
鍵盤の左側の「Advanced Functions」ボタンを使って他のアドバンスド機能が利用できます。
このボタンを押すと、キーボードは編集モードになり、キーボード上の鍵盤を使って機能の選択やデータ入力ができます。
Advanced Functionsボタン上のランプが点灯している時は、キーボードが編集モードであることを示します。編集モードではキーボードの黒鍵盤は
機能を選択するのに使い、白鍵盤はデータ入力とMIDIチャンネル選択に使います。
機能を選択し終わるか、CANCEL鍵盤またはENTER鍵盤を押すと、編集モードは終了し(Advanced Functionsボタンの上のランプが消えます)、キ
ーボードは通常の演奏モードに戻ります。
次に編集モード中のキーボードの各鍵盤の役割を示してあります。