Yamaha 01 User Manual

Page of 197
第3章 MIDIを使ったコントロール
3-2
MIDIについて
MIDIについて
MIDIを使って、シーケンサーやコンピューターなどの外部MIDI機器で本機をコントロールしたり、本機の操
作情報をシーケンサーなどにMIDIデータとして送信したりすることができます。
MIDIの接続
MIDIデータをやりとりするためには、
本機と外部MIDI機器をMIDIケーブルで接続し
ます。
本機には次の2つのMIDI端子が用意されています。
■MIDI IN
MIDIデータを受信する端子です。
外部MIDI機器で本機をコントロールする場合に、
部MIDI機器の
「MIDI OUT」
端子とこの端子を接続します。
■MIDI OUT
本機上の操作によるMIDIデータを外部MIDI機器に送信する端子です。
本機上の操作
をシーケンサーなどの外部MIDI機器でレコーディングする場合に、
外部MIDI機器の
「MIDI  IN」
端子とこの端子を接続します。
トランスミットチャンネルとレシーブチャンネル
MIDIデータを送受信するためには、
送信側の機器と受信側の機器でMIDIチャンネル
を合わせておく必要があります。
送信側のチャンネルをトランスミットチャンネル
(Tx Ch)
受信側のチャンネルをレシーブチャンネル
(Rx Ch)
と呼びます。
本機も一般的なMIDI機器と同様に、
トランスミットチャンネル、
レシーブチャンネル
それぞれについて1∼16のチャンネルを選択することができます。
また、
「OMNI」
(オム
ニ)
をオンにすることで、
1∼16のすべてのチャンネルのMIDIデータを受信すること
もできます。
注 意
・コントロールチェンジモード(→ P.4-47)が「CHANNEL」になっている場合は、
複数のチャンネルを使って、コントロールチェンジデータを送受信します。この場
合、トランスミットチャンネル、レシーブチャンネルの設定は「基準となるチャン
ネル」となり、「データを送受信する唯一のチャンネル」ではなくなります。ま
た、OMNIの設定も無効(オフ)となります。