Yamaha 01 User Manual

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第4章 リファレンス
4-13
パン/フェイズ
パン/フェイズ
ここでは、パンとフェイズの機能について説明します。
パン
本機では1∼16のチャンネルインプット、ステレオインプット、リターン1, 2、ステ
レオアウトプットのそれぞれについてパンを設定することができます。また、ペア
の組まれているチャンネルについては、デュアルパン方式で左右の拡がり幅とパン
を自由に設定することができます。また、センド3、4がステレオ設定になっている
場合には、センド3、4のバランスを設定することができます。このとき、各チャン
ネルおよびステレオインプットのセンド3, 4へに対するパンについては、センド3ま
たはセンド4の機能で設定します。(→ P.4-23)
フェイズ
輸入ブランドのマイクなど音響機器の一部には、ホット、コールドのピン配置が逆
転しているタイプの端子を持つものがあります。キャノンタイプの場合、通常は2番
ピンがホットですが、逆転している機器の場合、3番ピンがホットになっています。
これらの機器をそのまま使用すると、特にステレオ入力時に音が抜けてしまった
り、定位が落ち着かなくなったりします。
「フェイズ」は、このような機器を使用するときのために、位相(フェイズ)を反
転する機能です。1∼16のチャンネル、ステレオインプットのそれぞれに対して、位
相を設定することができます。