Canon BU-47H Manual

Page of 6
 2/6
© 2015.05 CANON INC. 
Pub No. B-IM-40113-5
取扱いについて
警告
1.火災または感電を防止するために、当機器を雨がかかる場所または湿気のある場所では絶対使用しな
いでください。
2.雲台内を濡らしたり、水を入れたりしないようにしてください。万一、内部に水が入った場合は使用
を中止してください。そのまま使用すると、火災や感電の原因となります。
3.本機を分解したり、改造したりしないでください。内部には高電圧部分、歯車の噛み合い部分があり、
けがの原因となります。
4.落としたり、ぶつけたりして強い衝撃を与えないでください。万一本体が破損した場合は、電源ケー
ブルを端子台から取り外してください。そしてお求めになった代理店、または、直接キヤノンにご連絡くだ
さい。
5.  レンズを太陽に向けないでください。TELE 側で強い光が入った場合、レンズおよびカメラの故障の原
因になります。
6.本機を操作する場合は、制御装置(操作ユニットなど)を使用してください。手やその他の方法で本
機のパン、チルトなどを行うと故障の原因になります。
注意
1.取付け部は、しっかりと締め付けてください。取付け部が緩むと、落下してけがの原因となることがあります。
2.定期的(目安として 6 ヵ月~ 1 年ごと)に取付け部に緩みが無いか点検してください。取付け部が緩むと、
落下してけがの原因となることがあります。
保守・点検について
警告
1.清掃する際は、必ず乾いた布を使用してください。
2.製品の外装を清掃するときは、電源ケーブルを端子台から取り外してください。また、ベンジン・シンナーな
ど引火しやすい物は、使用しないでください。火災や感電の原因となります。
3.サービスマン以外の方は本装置を開けたり、分解したりしないでください。
 ・内部には危険な箇所があり、指などを挟まれたり、感電したりします。
 ・ゴミやほこりの混入により故障の原因になります。
 ・高温多湿の場合、湿気を多く含んだ空気が内部に入り、故障・曇りの原因になります。
保管について
警告
1.  搬送する前に、ハウジングを水平状態に戻してください。また、運搬には専用の梱包箱を使用してください。
お客様へ
1.  お客様の誤った操作に起因する障害については、当社は、責任を負いかねますのでご了承ください。
2.  本製品の品質・機能および設置マニュアルに関して、お客様の使用目的に対する適合性・市場性などについて
は、一切の保証をいたしかねます。
 また、そこから生じる直接的・間接的損害に対しても責任を負いかねます。
3.  本製品を使用して得られた結果については、保証いたしかねます。
4.  本製品の仕様・商品構成・外観図などは、お断りなく変更することがあります。
5.  修理や保守点検、設置マニュアルに記載されていない諸調整などにつきましては、サービス代理店もしくは、
直接キヤノン(株)へお問い合わせください。
6.  お客様のご都合で、当社に相談なく改造が行われた製品に対しては、その修理などをお引き受けできない場合
がありますのでご注意ください。
キヤノン株式会社
〒 146-8501 東京都大田区下丸子 3-30-2
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
〒 108-8011 東京都港区港南 2-16-6
この設置マニュアルの著作権はキヤノン株式会
社にあります。
この設置マニュアルの一部または全部をキヤノ
ン株式会社の承諾書なしに、複写・複製または転
記することは禁止されています。
  
安全にお使いいただくために
これら危険防止の警告や注意事項にそった取扱いをしない場合、けがや事故に至る可能性があります。
この設置マニュアルをよく読んで、十分に理解した上で本機を正しくご使用ください。
この設置マニュアルの中では、お客様および他の人々の安全をお守りし、事故を未然に防止するための警告
文や注意文に以下のシンボルマークと言葉を使用しています。
 警告
取扱いを誤った場合に、死亡または重傷を負う恐れがある警告事項が書かれています。
安全に使用していただくために、必ずこの警告事項をお守りください。
 注意
取扱いを誤った場合に、負傷を負う恐れがある注意事項が書かれています。安全に使
用していただくために、必ずこの注意事項をお守りください。
※(注)
操作する上での注意事項または、推奨事項です。
ここに記載されていることを守らないと、製品が正しく機能しない可能性があります。
また、操作上における有益な情報も記載されています。
設置について
警告
1.  傷害を防止するために、この機器は設置マニュアルにしたがってしっかり固定してご使用ください。
2.  本機を日光、炎、または同様な過度の熱にさらされない場所に設置してご使用ください。
3.  発火や引火の危険性がある場合には、設置しないでください。
 発火性ガスが発生したり充満したりする場所に設置すると引火し、火災の原因となります。
注意
1.  本機を設置するときは、ヘッドやカメラ部を手で無理に回転させないようにしてください。
 破損や性能低下の原因となることがあります。
2.  ぐらついた台の上や傾いた所など、不安定な場所や、振動の多い場所に設置しないでください。
 落ちたり、倒れたりしてけがの原因となることがあります。
3.  直接、塩水がかかる場所、または腐食性ガス、油煙の発生する場所に設置しないでください。
 取付け部が腐食劣化し、落下してけがの原因となることがあります。
4.  本機を持ち運ぶ場合は、本体の取っ手を正しく持ち、全体を下から抱え込むようにして持ってください。正し
く持たないと本機を落としたりして故障やけがの原因となることがあります。
5.  高所作業を伴う場所に設置するときは、機材の落下防止を行って設置作業を行ってください。
 機材の落下によりけがの原因となることがあります。
6.  レンズ保護のため、レンズに太陽光が直接入らないような場所に設置してください。
7.  本機は凍結防止構造ではありませんので凍結した状態では動きません。凍結のおそれがある場所に設置する
 場合はご注意ください。
電源について
警告
1.  電源ケーブルの接続・取外しの際は濡れた手で電源ケーブル端子を触らないでください。感電の原因になりま
す。
2.  電源ケーブルは端子台に確実に接続してください。露出した電源ケーブルにほこりがたまったり、金属が触れ
ると火災や感電の原因となります。電源ケーブルを定期的に取り外し、その周辺および端子台にたまったほこ
りや汚れを、乾いた布でふき取ってください。ほこり、湿気、油煙の多いところで、電源ケーブルを長期間取
り付けたままにするとその周辺にたまったほこりが湿気を吸って絶縁不良となり、火災の原因となります。
3.  電源ケーブルを取り外すときは、必ず取付けビスを取り外してください。無理な電源ケーブルの取扱いは、断
線など電源ケーブルが傷つき、その部分から漏電して火災や感電の原因となります。
4.  電源ケーブルは付属されていません。設置場所の条件(認可品、環境)に適合していない電源ケーブルを使用
すると、火災や感電の原因となります。
注意
1.いつでも電源ケーブルが取り外せるように、電源ケーブルの周りには物を置かないでください。
  非常時に電源ケーブルが取り外せなくなることがあります。
2.ケーブル類の抜き差しは、必ず電源を切った状態で行ってください。感電や故障の原因となります。
2-2. 避雷針の設置について
山の上など、雷の対策が必要な場合は、図のように避雷針の設置をお願
いします。
パンニングを行ったとき、避雷針にあたらないように注意してください。
恒久的に設置される場合には、電源部に耐雷トランスを用意していただ
くことをおすすめします。
2-3. 落下防止ワイヤーが必要な場合
雲台ヘッド本体に落下防止ワイヤーが必要な場合、ワイヤーは取っ手部に取り付けてください。また、雲
台の作動に支障が起こらないように注意してください。
2-4. レセプタクル部の防水処理
防水コネクタにゆるみがいことを確認し
ます。防水チューブおよび防水ユニット
に各ケーブルを通したあと、防水チュー
ブの先端を防水コネクタの奥に突き当た
るまでしっかり差し込んで固定してくだ
さい。防水チューブの末端は、水、ほこ
り、湿気などの外気の影響を受けない場
所まで引き込みます。また防水チューブ
の末端は温度変化による機器内部の気圧
変動を緩和するため密閉しないでくださ
い。各ケーブルを本体ヘッドのレセプタ
クル部に接続したあと、防水ユニットを
付属の取付けボルト (x4) で雲台ヘッドに
固定します。
ケーブル類は、適切な間隔でクランプし
てください。
45
避雷針
防水ユニット
防水ユニット
取付けボルト(×4)
防水チューブ(L=500mm)
ロアフレックス:RF-36  FLEXA
防水コネクタ
落下防止ワイヤー
(防水ユニット用)
レセプタクルユニット
レセプタクル部 (A - A断面)
AUX
CONT
SD I
V BS
SYNC
①DC電源入力
⑤雲台・レンズ・カメラ用
 
コントロール信号入力 *
⑥任意の機能の制御用出力
④外部同期信号入力
ピン番号 入出力

出力
入力
出力
⑤CONTピンアサイン
(PRC05-R12M/TAJIMI)
1
2
3
6
7
8
9
 
    FPU
   AUX1
   AUX2
   AUX3
   AUX4
   COM
10
⑥AUXピンアサイン
(HR10A-10R-10S(71)/HIROSE
付属品の RS-422 用コネクター
 
  
 
(PRC05-P12F/TAJIMI)
をご使用ください。
信号名
RX+
TX+
RX-
TX-
GND
UL
認可のACアダプター、
またはULに認可された電源
回路の二次側安全回路から
供給された電源に接続して
ください。
入力
電源投入時には定格 80 Wの
2
倍から3倍の電力を消費する
こともあるため、電源断となら
ない仕様の電源を選定すること
②デジタル映像
 /音声出力
③SDコンポジット
 /信号出力
START
STOP
ステップ3 配線
マイクユニットへ
ウォッシャーへ
雲台ヘッド台座部 
マイク用フェライトコア
RFC-13
マイクケーブルを接続する際は、必ず本製品に付属の
フェライトコアRFC-13をご使用ください。
フェライトコアは、雲台コネクター部から10cm以内に、
ケーブルを1回まわして取り付けます。
フェライトコア
1
回まわして
はめる
ステップ4 配線後の確認
雲台コネクター部(レセプタクル)に電源を供給してください。
電源供給後は必ず防水処理を行ってください。(「2-4. レセプタクル部の防水処理」参照)
AUX
CONT
SD I
V BS
SYNC
START
STOP
レセプタクル部 
後部
LED
起動スイッチ