Cisco Cisco WebEx Meetings Server 1.1

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ように、完全に冗長化されなければなりません。 この冗長性を実現するためには、各ホスト
サーバは、イーサネットスイッチのペア(つまり、スイッチ B への接続プラススイッチ A へ
の接続)にデュアル冗長接続が設定されている必要があります。
プライマリおよび冗長化(HA)のインターネットリバースプロキシ仮想マシンは共通の
VLAN またはサブネット(通常、内部仮想マシンと同じサブネットではありません)上にあ
る必要があります。 これら 2 つのインターネットリバースプロキシ仮想マシン間の接続は、
内部仮想マシンと同様に、完全に冗長化されなければなりません。
インターネットリバースプロキシに関するネットワーク
の検討事項
インターネットリバースプロキシ仮想マシンは、内部仮想マシンと同じ一般的ネットワーク要件
を共有します。 非スプリットホライズンおよびスプリットホライズン DNS 構成では、インター
ネットリバースプロキシ仮想マシンは、内部ネットワークではなく、 DMZ ネットワークに展開
します。
Cisco UCS サーバが 2 個の NIC で構成されていても、Cisco WebEx Meetings Server は 1 個の NIC
をインターネットに、およびもう 1 個の NIC をイントラネットにポイントすることをサポー
トしません。 この制限は vSphere(およびインターネットリバースプロキシ)によって使用さ
れる物理 NIC と仮想 NIC の間のマッピングに関わらず、適用されます。
制約事項
インターネットリバースプロキシ仮想マシンは、使用する NIC の数に関わらず、常に単一の外部
VLAN に接続します。 複数の物理 NIC を使用し、それらが異なるスイッチまたはルーターに接続
されている場合、NIC は同じ VLAN に接続されているままである必要があります。
そのため、インターネットリバースプロキシを使用して、(1 個をインターネットにポイントし、
もう 1 個をイントラネットにポイントした状態で)2 個の別々のネットワークセグメントのトラ
フィックをつなげることはできません。 次のセクションでは、この目標を達成する方法について
説明します。
内部仮想マシンとインターネットリバースプロキシ間の遅延
インターネットリバースプロキシと NIC とあらゆる内部仮想マシンの NIC 間のパスにおける最大
の許可される往復遅延時間は、4 ミリ秒です。遅延は TCP 接続の使用可能な帯域幅を減少させ、
ユーザエクスペリエンスの劣化をもたらす可能性があります。
4 ミリ秒の遅延の制限は、いかなる Cisco WebEx Meetings Server コンポーネントとエンドユー
ザのエンドポイント間のパスには適用されません。
(注)
Cisco WebEx Meetings Server プランニングガイド リリース 1.1    
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システムのネットワークトポロジ
インターネットリバースプロキシに関するネットワークの検討事項