Cisco Cisco WebEx Meetings Server 1.1 Installation Guide

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システムの現在の値
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パブリック VIP アドレス
システム変更手順の準備
ここでは、以下のようにシステムを大きく変更する場合の準備手順について説明します。 システ
ムのバックアップを作成することで、システムを拡張する、高可用性システムを追加する、パブ
リック アクセスを有効にする、システムを更新またはアップグレードするなどできます。
バックアップすることは選択できますが、システムの拡張またはアップグレードにはバックアッ
プは必要ありません。 拡張またはアップグレード中に、新しいシステムを展開して、既存システ
ムから新しいシステムにデータを転送します。 拡張やアップグレードで問題が発生したら、新し
いシステムの電源をオフにして、既存システムの使用を続行できます。
この処置は、システムへの排他的アクセスを必要とするため、ユーザーは、ミーティングのた
めにシステムにアクセスすることはできません。 必ずこの手順は、ユーザーに悪影響を及ぼ
さない時間にスケジュールしてください。
注意
他のシステム管理者は、この処置の間、システムにアクセスすべきではありません。 アクセスし
ても、変更は保存されません。また、予測しない結果を招くことがあります。 この処置が完了す
るまで待ってから、Cisco WebEx 管理にサインインしてタスクを実行する必要があります。
システム変更手順を始める前に、他のシステム管理者と調整する必要があります。
(注)
仮想マシンのバックアップを作成する必要がない場合は、この手順を実施する必要はありませ
ん。 ただし、Cisco では、念のためにバックアップの作成をお勧めします。 バックアップは、
手順に失敗した場合にシステムを元に戻すことを可能にします。
注目
手順
ステップ 1
Cisco WebEx 管理者サイトにサインインします。
ステップ 2
[メンテナンスモードをオンにする] を選択します。
ステップ 3
VMware Data Recovery (vSphere Release 5.1 以降は VMware vSphere Data Protection と呼ばれる) を使
用して、各仮想マシンのバックアップを作成します。
バックアップは、仮想マシンをシステム変更前の状態に戻すことを助けます。 詳細については、
を参照してください。 この
バックアップの完全詳細については、『VMware Data Recovery 管理ガイド』または『vSphere Data
Protection 
管理ガイド』を参照してください。
   Cisco WebEx Meetings Server 管理ガイド リリース 1.1
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システム変更手順の準備