Cisco Cisco WebEx Meetings Server 2.0 Installation Guide

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バックアップは、仮想マシンをシステム変更前の状態に戻すことを助けます。 詳細については、
を参照してください。 この
バックアップの完全詳細については、『VMware Data Recovery 管理ガイド』または『vSphere Data
Protection 
管理ガイド』を参照してください。
拡張またはアップグレードの準備を行う場合、既存システムのすべての VMware スナッ
プショットを削除してください。 これは拡張またはアップグレードされたシステムに
よるアクセスが可能な、ハード ディスク 4 の VMDK ファイルの偶発的な削除を防止し
ます。
(注)
ステップ 4
Cisco WebEx 管理サイトにサインインし、メンテナンスモードをオフにはしません。
ステップ 5
システム変更手順を続けます。
自動展開を使用したシステムの拡張
開始する前に
拡張前のシステムは、元のシステムと呼ばれます。 拡張後のシステムは、拡張されたシステ
ムです。
(注)
ユーザーにとって最も混乱が生じない時をスケジュールして、システム拡張を行います。
システム拡張を開始する前に、プライマリシステムをメンテナンスモードにします。
この処置は、システムへの排他的アクセスを必要とするため、ユーザーは、ミーティングのた
めにシステムにアクセスすることはできません。 必ずこの手順は、ユーザーに悪影響を及ぼ
さない時間にスケジュールしてください。
注意
システム変更手順を始める前に、他のシステム管理者と調整する必要があります。 他のシステム
管理者は、この処置の間、システムにアクセスすべきではありません。 そうしたとしても、変更
は保存されません。 また、予測しない結果を招くことがあります。
システムを拡張する前の検討事項
拡張の手順を開始する前に元のシステムのすべての VMware のスナップショットを削除しま
す。
拡張されたシステムで、元の仮想マシンと同じホスト名と IP アドレスを再使用することがで
きます。 しかし、元のシステムと拡張されたシステムのいずれか片方のみの電源をオンする
ことができ、同時に電源をオンにして実行することはできません。
元のシステムに HA がある場合、拡張されたシステムの展開後に拡張されたシステムに HA
を追加する必要があります。 既存の HA システムは、拡張後に保持されないため、再利用で
きません。
Cisco WebEx Meetings Server 管理ガイドリリース 2.0    
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自動展開を使用したシステムの拡張