Cisco Cisco WebEx Meetings Server 2.0

Page of 180
HA システムの追加により、合計のシステム容量は増えません。 800 ユーザーシステムを HA
付きまたはなしで展開できるかどうかにかかわらず、システム容量の合計は引き続き同じにな
ります。音声の同時接続の最大数は 800 です。
重要
仮想マシンの各タイプの説明については、
を参照して
ください。
(注)
HA システムでは、パブリック VIP アドレスと プライベート VIP アドレスがプライマリシステム
と共有されます。 (パブリック VIP アドレスとプライベート VIP アドレスは異なり、共有されま
せん。) 1 つの仮想マシンが停止しているとき、もう一方の仮想マシンが同じ VIP アドレスを使
用します。この動作のため、仮想マシンの障害はDNSインフラストラクチャの通常でない要求を
行わずに、エンドユーザーにほぼ完全に透過的に伝達されます(ミーティングは続行されるた
め)。 ただし、共有 VIP アドレスは、単一のネットワークセグメントまたは VLAN にのみ実装す
ることができます。 当社の経験から、2 つのデータセンター間で VLAN を分割することにより、
さまざまな問題が発生します。
当社は内部仮想マシンの間で高可用性の接続性を必要として、仮想マシンの障害とネットワーク
障害の間の区別の問題を大幅に減らします。 分割ネットワークを許可することにより、ミーティ
ングが分割され、データベースの更新が競合する場合があります。 それは 2 つのデータセンター
間よりも、単一のデータセンター内に高い可用性のネットワークセグメントを構築する方がはる
かに実用的です。
Cisco では、障害許容差システムを構築するための最良の方法は、ほとんどのシステムコンポーネ
ントで「すべてのアクティブ」として動作するときであると信じています。 ただし、特定のキー
コンポーネント、特にデータベースサービスは「アクティブ/スタンバイ」です。 「HA システ
ム」内の ウェブサーバおよびメディアコンポーネントは、「プライマリシステム」のコンポーネ
ントに依存しています。 その接続上の任意の遅延または中断がミーティングをスケジュールまた
は参加する場合は特に、エンドユーザーのための遅延をもたらします。 メディアサービスコン
ポーネント間の遅延は、ミーティング中に数人のユーザーの音声とビデオの遅延を直接、増大さ
せます。 (Cisco WebEx Meetings Server では、内部仮想マシン間で 1 ミリ秒のネットワーク遅延
が許容されます。 詳細は、
を参照
してください。)
システムでの VMware vSphere の使用
VMware vSphere
この製品は、VMware vSphere 仮想化プラットフォーム上でのみインストールされます。
(VMware 要件の詳細は、『Cisco WebEx Meetings サーバーシステム要件』を参照してくださ
い)。
重要
Cisco WebEx Meetings Server プランニングガイド リリース 2.0    
5
システムの概要およびデータセンタートポロジ
システムでの VMware vSphere の使用