Cisco Cisco WebEx Meetings Server 2.0

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システムでの NAT の使用
Cisco は本製品のシステムで使用する仮想マシンIPアドレスおよび仮想IPアドレス(パブリックお
よびプライベートVIP)に対するネットワークアドレス変換(NAT)トラバースをサポートしてい
ます。
NAT の詳細は、
を参照してください。
(注)
次の系統図は、HA のない 50 ユーザーシステムの一般的なNATトラバースを示しています。 NAT
を使用することにより、製品に必要なパブリック IPアドレスの数を、2つ(HAが配備されている
場合は 3 つ)から 1 つに減らすことができます。 全体的なシステム要件を満たしていれば、同様
の NAT も展開することができます。
複数の NAT とファイアウォールの使用は、遅延を増加させ、ユーザーのリアルタイムトラ
フィックの品質を劣化させる傾向にあります。
(注)
複数の NAT ドメインを使用するときに、これらの種々の NAT ドメインの間でルーティングす
ることには課題があります。 しかし、以下の要件が満たされる限り、NAT IP アドレスを使用
できます。
重要
システムのすべての仮想マシンは、NAT IP アドレスを使用できます。
インターネットリバースプロキシ仮想マシン IP アドレスは、内部ネットワークの管理用
仮想マシンにより到達するものである必要があります。
パブリック VIP アドレス自体は公開する必要はありませんが、インターネットから変換
可能でなければなりません。
公開アクセスを展開するとき、WebEx サイト URL はインターネットで公開された IP ア
ドレスにマップされることが必要です。 このインターネットで見える IP アドレスは、外
部ユーザーによりアクセス可能で、システム展開中に設定するパブリック VIP アドレス
にマップ可能にもする必要があります。
パブリック VIP アドレスをインターネットから見えるようにすることもできます。 パブ
リック VIP アドレスをインターネットで見えないようにする場合、インターネットから
変換可能でなければなりません。
   Cisco WebEx Meetings Server プランニングガイド リリース 2.0
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展開に必要なネットワークの変更
システムでの NAT の使用