HP dl100 g2 User Manual

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1.
[スタート(Start)]、[ファイル名を指定して実行(Run)]を選択して、services.mscを入力します。
2.
Telnetサービスを探して右クリックし、[プロパティ(Properties)]を選択します。
3.
[スタートアップの種類(Startup Type)]ドロップダウン ボックスで [手動(Manual)]をクリックし、
[OK]をクリックします。
セッション情報
[Sessions]画面を使用すると、アクティブ セッションを表示したり、停止することができます。
Server Management System
SMS(Server Management System)は、単一サーバの管理を簡素化します。SMSは、サーバを24時間監視
して、正常動作を保証します。IPMI(Intelligent Platform Management Interface)をサポートするサーバの場
合、SMSはソフトウェア インターフェースを通じてIPMIハードウェア コンポーネントを管理することもできます。
以下に、SMSの機能を説明します。
資産の管理-SMSは、サーバの詳細なハードウェア構成情報を提供します。
ステータスの監視-SMSは、サーバのリアルタイム ステータスを監視し、CPU、メモリ、パーティショ
ン、およびNICのリアルタイム情報を提供します。IPMIをサポートするサーバの場合、IPMIセンサの
リアルタイム値も提供されます。管理者は、サーバの状態を知ることで、適当な処置を実行できま
す。しきい値を設定して、イベント トリガによってシステム ステータスの管理を自動化できます。
イベント ハンドラ-SMSは、SMSイベント トリガとIPMIプラットフォーム イベント フィルタ(PEF)とい
う2種類のイベント処理メカニズムを提供します。SMSイベント トリガは、サーバで特定のイベントが
発生した場合に対応処置を自動的に起動するメカニズムです。そのため、最初の発生時に問題を
解決できます。IPMI PEFは、IPMIハードウェアを保護できるように、イベント メッセージに対して対
応処置を実行するようにBMCを設定するメカニズムを提供します。
タスクのスケジューリング-管理者は、SMSエージェントが指定された時間に実行する、再起動、
シャットダウン、実行ファイルの起動のようなタスクを定義することができます。
レポート-SMSのレポート機能は、ある期間にわたる関連情報の要約をメール サーバ経由で管理
者や他のサーバ マネージャに送信します。
コンソールのリダイレクション-SOL(Serial over LAN)をサポートしています。ホスト サーバが再起
動したとき、ユーザーは、POSTブート メッセージを参照して、ROMベースのセットアップ ルーチ
ンを起動し、リモートからホスト サーバのハードウェアを設定できます。OSモードでは、出力は
シリアル ポートにリダイレクションされます。そのため、ユーザーは、ホスト サーバを表示して
コントロールすることができます。
その他の機能:
• SMSおよびIPMIイベント ログ
• SMSおよびIPMIアカウント管理
• CPU、メモリ、パーティション使用率、およびIPMIセンサのしきい値設定
• サーバのリモート電源コントロール
SMSは、2つの管理インターフェースを提供します。
SMSスタンドアロン管理-この機能は、サーバの電源が入っているときに、SMSエージェントとIPMI
プロトコルを通じてサーバ管理を提供します。
SMS IPMIリモート コンソール-この機能を使用すると、サーバの電源が入っていないときに
も、サーバのIPMIシステムを管理できます。
SMSの設定や使用に関する情報については、ドキュメンテーションCDに収録されている『Server
Management System User Manual』を参照してください。
セットアップの完了
『HP ProLiantストレージ サーバ インストレーション ガイド』の説明に従ってストレージ サーバをセットアップ
し、基本的な設定が終了したら、追加セットアップ手順を実行する必要があります。実際のストレージ サー
バの配備方法に応じて、この手順は変化することがあります。手順を以下に示します。
HP ProLiant DL100 G2ストレージ サーバ 管理者ガイド
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