Sony VGC3EM Owner's Manual

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 安全のために
ソニー製品は安全に充分配慮して設計されています。しかし、
まちがった使いかた
をすると、
火災などにより人身事故になることがあり危険です。事故を防ぐために
次のことを必ずお守りください。
ˎ 安全のための注意事項を守る
ˎ 故障したら使わずに、
ソニーの相談窓口に修理を依頼する
ˎ 万一、
異常が起きたら
C
ɞ  電源を切る
ɟ  バッテリーをはずす
ɠ  ソニーの相談窓口に修理を依頼する
変な音やにおい、
 
煙が出た場合は
警告表示の意味
取扱説明書では、
次のような表示をしています。表示の内容をよく理解してから
本文をお読みください。
この表示の注意事項を守らないと、
火災・感電などにより死亡や大
けがなど人身事故の原因となります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
この表示の注意事項を守らないと、
感電やその他の事故によりけ
がをしたり周辺の家財に損害を与えたりすることがあります。
この表示の注意事項を守らないと極めて危険な状況が起こり、
の結果大けがや死亡にいたる危害が発生します。
万一、電池の液漏れが起きたら
ɞすぐに火気より遠ざけてください。漏れた液や気体に引火して発火、破裂の
恐れがあります。
ɟ液が目に入った場合は、こすらず、すぐに水道水などきれいな水で充分に洗っ
たあと、医師の治療を受けてください。
ɠ液を口に入れたり、なめた場合は、すぐに水道水で口を洗浄し、医師に相談し
てください。
ɡ液が身体や衣服についたときは、水でよく洗い流してください。
下記の注意事項を守らないと、
火災・
感電
により
死亡
大けが
の原因と
なります。
分解や改造をしない。
火災や感電の原因となることがあります。
内部の点検や修理はソニーの相談窓口にご相談ください。
製品および同梱物を、
幼児・子供の手の届く範囲に放置しない。
幼児・子供の近くでご使用になる場合は、細心の注意を払ってください。
落下や損傷により内部が露出した場合は、
すみやかに本機および 
カメラからバッテリーを抜き、
使用を中止する。
感電や火傷の恐れがあります。また内部に手を触れないでください。
万一、
使用中に高熱、
焦げ臭い、
煙が出る等の異常を感じたら、
 
すみやかに本機およびカメラからバッテリーを抜き、
使用を中止 
する。
下記の注意事項を守らないと、
けが
財産
損害
を与えることがあります。
湿気やほこり、油煙、湯気の多い場所では使わない。
上記のような場所で使うと、火災や感電の原因となることがあります。
ぬれた手でバッテリー、本機をさわらない。
感電の原因となることがあります。
不安定な場所に置かない。
ぐらついた台の上や傾いたところに置いたり、不安定な状態で三脚を設置
すると、製品が落ちたり倒れたりして、けがの原因となることがあります。
長時間使用しないときはバッテリーをはずす。
長時間使用しないときは、バッテリーを本機からはずして保管してくださ
い。火災の原因となることがあります。
バッテリーについての安全上のご注意
漏液、
発熱、
発火、
破裂などを避けるため、
下記のことを必ずお守
りください。
ˎ 指定されたバッテリー以外は使わないでください。
ˎ バッテリーを火中へ投入したり、
ショート、
分解、
加熱をしないでください。
ˎ バッテリーは使い切ってから廃棄してください。また廃棄するときは、
テープな
どで接点部を絶縁してください。
 
バッテリー容量が残っていたり、
他の金属と接触したりすると、
発熱・破裂・発火
の恐れがあります。
 
お住いの自治体の規則にしたがって正しく廃棄するかリサイクルしてください。
リチウムイオン電池は、
リサイクルできます。不要になったリチウム
イオン電池は、
金属部にセロハンテープなどの絶縁テープを貼って
リサイクル協力店へお持ちください。
充電式電池の回収・リサイクルおよびリサイクル協力店については
一般社団法人JBRCホームページ
http://www.jbrc.com/を参照してください。
使用上のご注意
対応機種はカタログ、WEBをご確認ください。
本機は防塵防滴に配慮した構造となっていますが、
ホコリや水滴の浸入を完全に防
ぐものではありません。
バッテリーについて
本機はリチャージャブルバッテリーパックNP-FZ100専用です。
本機に同時に2個まで装着できます。
ˎ 長期間使用しないときは、
本機からバッテリーを抜き取って保管してください。
ˎ 必ずソニー製純正バッテリーをお使いください。また、
バッテリーは指定のカメ
ラまたはバッテリーチャージャー以外で充電しないでください。
ˎ NP-FM55H、NP-FM50、NP-FM30、NP-FM500H、NP-FH50、NP-FW50は使用
できません。
置いてはいけない場所
使用中、
保管中にかかわらず、
次のような場所に置かないでください。故障の原因に
なります。
ˎ 異常に高温になる場所 
ダッシュボードの上など直射日光の当たる場所や、
熱器具の近くには置かないで
ください。炎天下や夏場の窓を閉め切った自動車内は特に高温になります。放置
すると変形したり、
故障したりすることがあります。
ˎ 激しい振動のある場所
ˎ 強力な磁気のあるところや放射線のある場所
ˎ 砂やほこりの舞っている場所
その他のご注意
ˎ 本機の使用温度範囲は0℃∼40℃です。
ˎ バッテリーの充電は周囲の温度が10℃∼ 30℃の環境で行ってください。
ˎ 急激な温度変化を与えると内部に水滴を生じる危険性があります。
 
スキー場のような寒い屋外から暖かい室内に持ち込む場合は、
屋外でビニール袋
に入れ、
袋の中の空気を絞り出して密閉します。その後室内に持ち込み、
周囲の温
度になじませてから取り出してください。
ˎ 本機のお手入れには、
柔らかい布で汚れを軽くふき取ってください。シンナー、
ンジンなどの有機溶剤を含むクリーナーは絶対に使用しないでください。
ˎ 本機には、
カメラと電気的に接続される信号接点があります。
 
本機をカメラに取り付けない状態でバッテリーを装填していると、
接点のショー
トなどにより故障したり不具合が発生する可能性があります。本機をカメラに取
り付け、
取りはずしする場合や、
本機のみで保管する場合は、
必ずバッテリーを取
り出した状態にしてください。
ˎ 三脚を取り付けるときは、
ネジの長さが5.5 mm未満の三脚をお使いください。ネ
ジの長さが5.5 mm以上の三脚ではしっかり固定できず、
本機を傷つけることが
あります。
ˎ カメラの液晶モニタの位置によっては本機と干渉することがありますのでご注
意ください。
ˎ 本機をカメラに取り付けるときや電池を入れ替える時は、
カメラにUSBケーブル
はつながないでください。
Ȏ  各部の名前
1  電源信号接点部
2  カメラ電源室挿入部
3  C2
(カスタム2)
ボタン
4  ストラップ取付け部
5  C1
(カスタム1)
ボタン
6  シャッターボタン
7  縦位置コントロールLOCKスイッチ
8  前ダイヤル
9  バッテリートレイ
10  取り付けネジ
11  電池室OPEN/CLOSEつまみ
12  カメラバッテリーカバー収納部
13  撮影時:AFオンボタン 
再生時:
(拡大)
ボタン
14  後ダイヤル
15  撮影時:AELボタン 
再生時:
(一覧表示)
ボタン
16  マルチセレクター
17  三脚用ネジ穴
詳細はお使いのカメラの取扱説明書をご覧ください。
ȏ  カメラへの取り付けかた
カメラの電源スイッチをOFFにする
カメラのバッテリーカバーを取り外し、バッテリーを取り出す
カメラのバッテリーカバーを、図のように本機のバッテリーカバー
収納部にしっかりと装着する
ˎ 本機を使用しないときは、
バッテリーカバーを元通りにカメラに装着してく
ださい。
ˎ 本機にバッテリーが入っている場合は、
取り出してください。
以下の各部がそれぞれ合うようにはめ込む
【本機】
カメラ電源室挿入部 ‡ 
【カメラ】
バッテリー挿入口
【本機】
取り付けネジ ‡ 
【カメラ】
三脚用ネジ穴
取り付けネジを回して、しっかりと固定する
ˎ 使用中、
取り付けネジが緩んでいないことをときどき確認してください。
ˎ 締めつけ後、
各部が乗り上げていないか確認してください。
Ȑ バッテリーの入れかた
バッテリー NP-FZ100 1個または2個
本機をカメラに装着したままバッテリーを入れ換える場合、カメラ
の電源スイッチをOFFにする
電池室OPEN/CLOSEつまみを「OPEN」のほうに回し、バッテリート
レイを引き出す
バッテリートレイの表示にしたがってバッテリーを取り付ける 
(イラストȐ-3参照)
ˎ バッテリーを1個入れるときは、
どちらに入れても構いません。
ˎ バッテリートレイには、
バッテリー NP-FZ100しか取り付けられません。
 
他のバッテリーを無理に取り付けないでください。
バッテリートレイを挿入し、電池室のOPEN/CLOSEつまみを回す
ˎ つまみの向きが図の位置に来るまで確実に回してください。
ȑ バッテリーの充電の仕方
本機がカメラに装着された状態で充電します。
本機のみでは充電できません。
カメラの電源スイッチを[OFF]にする
カメラとACアダプター(カメラに付属)をマイクロUSBケーブル(カ
メラに付属)でつなぎ、ACアダプターをコンセントに取り付ける 
※パソコンからの充電も可能です。
ˎ 2個のバッテリーのうち、
残量が少ない方から充電されます。
ˎ 充電にかかる時間は、
バッテリー 1個の時は約295分、2個の時は約590分です。
ˎ バッテリー充電中、
カメラ本体の充電ランプが点灯します。
ˎ 詳細はお使いのカメラの取扱説明書をご覧ください。
縦位置での撮影
本機のダイヤルやボタンの操作方法はカメラと同じです。
ご使用の際、
お使いのカメラの取扱説明書もご覧ください。
使用するときは、
本機の縦位置コントロールLOCKスイッチを
「ˎ」に合わせます。
ˎ 本機の縦位置コントロールLOCKスイッチは、
本機のダイヤルやボタンを有効/無
効にするものです。
ˎ 縦位置コントロールLOCKスイッチの位置には関係なく、
カメラ本体側の操作ボ
タンは動作します。
ˎ 電源のON/OFFはカメラの電源スイッチで行います。縦位置コントロールLOCK
スイッチでは電源はON/OFFしません。
バッテリー残量表示について
NP-FZ100を2個入れたときは、
カメラの液晶モニターに下図のような表示がでま
す。
(カメラのモードにより表示位置が異なる場合があります。
液晶モニター(表示例)
2個のバッテリーのうち、
容量の少ないほうから使用します。
使用されているバッテリーの残量が
「%」
で表示されます。
使用中のバッテリー表示マークは、
下図のように変化して、
バッテリーが消耗する
と、
自動的に次のバッテリーに切り替わります。
残量
 
マークが出てしばらく撮影を続けているとバッテリーが消耗し、
自動的に
次のバッテリーに切り替わります。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になる
ことがあります。
この取扱説明書には、
事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示して
います。この取扱説明書をよくお読みのうえ、
製品を安全にお使いください。お読みに
なったあとは、
いつでも見られるところに必ず保管してください。
Ȏ
Ȑ
ȏ
Ȑ
10
11
17
16
14
15
13
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3
5
4
1
2
ʓ
ʓ
ʔ
ʔ
4
3
ȑ
4-693-141-01(1)
取扱説明書
Operating Instructions
Mode d’emploi
© 2017 Sony Corporation
Printed in Thailand
縦位置グリップ
Vertical Grip 
Poignée verticale
VG-C3EM