Sybase IQ 12.7 User Manual

Page of 212
 6 章    パフォーマンスのモニタリングとチューニング
パフォーマンス&チューニング・ガイド
149
3
[Performance Monitor] タブをクリックします。Sybase Central は、スナップ
ショット間の差だけを追跡するため、選択する統計によっては、パフォー
マンス・モニタにアクティビティが表示されないことがあります。
それぞれの統計の説明を参照するには、
[Statistics] タブで統計の名前を右
クリックし、
[Properties] を選択します。パフォーマンス・モニタ上の統計
をグラフ化することもできます。それには、
[Properties] タブでチェック
ボックスをオンにして、
[Apply] を選択し、[OK] を選択します。
データベース・プロシージャのプロファイリング
プロシージャ・プロファイリングでは、ストアド・プロシージャ、関数、イベ
ント、システム・トリガ、トリガの実行にかかる時間が表示されます。プロ
シージャの各行の実行時間も表示できます。データベース・プロファイリング
情報を使用すると、チューニングによってデータベース内のどのプロシージャ
のパフォーマンス向上が可能かを判断できます。
プロファイリングが有効になっている場合、
Sybase IQ は、使用されているス
トアド・プロシージャ、関数、イベント、システム・トリガ、トリガをモニタ
し、それらの実行時間と、それぞれの呼び出し回数を追跡します。
プロファイリング情報はサーバによってメモリに格納され、
Sybase Central の
[Profile] タブまたは Interactive SQL で表示できます。プロファイリングが有効
になると、プロファイリングを無効にするかサーバが停止するまで、データ
ベースはプロファイリング情報を収集します。
Interactive SQL でのプロファイリング情報の取得の詳細については
を参照してください。
プロシージャ・プロファイリングの有効化
プロシージャ・プロファイリングは、すべての接続によるプロシージャとトリ
ガの使用状況を追跡します。
Sybase Central または Interactive SQL のいずれか
で、プロファイリングを有効化できます。プロシージャ・プロファイリングの
有効化および使用には、
DBA 権限が必要です。
❖ プロファイリングを有効にするには (Sybase Central の場合 )
1
DBA 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。
2
左ウィンドウ枠でデータベースを選択します。
3
[ ファイル ] – [ プロパティ ] を選択します。
[ データベース ] プロパティ・シートが表示されます。
4
[ プロファイリング ] タブで、[ このデータベースでプロファイリングを可
能にする
] を選択します。
5
[OK] をクリックして、プロパティ・シートを閉じます。