Sybase IQ 12.7 User Manual

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 2 章    テーブルのジョイン
パフォーマンス&チューニング・ガイド
27
Adaptive Server 
Anywhere テーブルと 
Sybase IQ
 テーブルの
ジョイン
データベースが
 BLANK PADDING OFF を指定して構築された場合、CHAR
データ型は
 Adaptive Server Anywhere と Sybase IQ の間で互換性がありません。
文字データをジョイン・キーとして使用して、
Adaptive Server Anywhere テー
ブルと
 Sybase IQ テーブルの間でデータベースのジョインを実行する場合は、
BLANK PADDING ON を指定して CHAR データ型を使用します。
注意
Sybase IQ CREATE DATABASE は、新しいデータベースについては BLANK
PADDING OFF をサポートしなくなりました。この変更は、既存のデータベース
には影響しません。
BlankPadding database プロパティを使用して、既存のデータ
ベースの状態をテストすることができます。
select db_property ( ‘BlankPadding’ )
Sybase では、ジョイン結果が正しくなるように、BLANK PADDING OFF によっ
て影響を受ける既存のカラムをすべて変更することを推奨しています。ジョイ
ン・カラムを
 VARCHAR ではなく CHAR データ型として再作成します。CHAR
カラムでは、常にブランクが埋め込まれます。
リモート・データベースと異種データベースのクエリ
ここでは、
Sybase IQ をコンポーネント統合サービス (CIS) と組み合わせて使用
する方法について説明します。
CIS を使用すると、Sybase IQ を通して Adaptive
Server Enterprise データベースとリモート・データベースまたは非リレーショ
ナル・データ・ソースにクエリを実行できます。
CIS は Sybase IQ の一部とし
てインストールされます。
CIS を使用すると、リモート・サーバ上のテーブルに、ローカルのテーブルの
ようにアクセスできます。
CIS は、複数のリモート異種サーバのテーブル間で
ジョインを実行し、
1 つのテーブルの内容を、サポートされているリモート・
サーバへ転送します。
リモートのデータベースやデータ・ソースにクエリを実行するには、そのテー
ブルをローカル・プロキシ・テーブルにマッピングする必要があります。
CIS
は、データがローカルに格納されているかのように、プロキシ・テーブルをク
ライアント・アプリケーションに示します。テーブルにクエリを実行すると、
CIS は実際のサーバ記憶位置を判別します。
❖ リモート・データベースをジョインするには
1 『Sybase IQ システム管理ガイド』の手順に従って、プロキシ・テーブルを
作成します。
2
リモート・テーブルをプロキシ・テーブルにマッピングします。