M-AUDIO EVOLUTION UC-33E User Manual

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Evolution UC-33e
初級編マニュアル
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Evolution UC-33e
初級編マニュアル
トラブルシューティング
•  
インストールを終えて演奏を始めたら、コントローラが突然動作しなくなった
電源スイッチをオフにして
10
秒ほど待ち、コンピュータを再起動して使用してみて下さい。それでも問題
が解決しない場合は、ドライバを再インストールして下さい。
• 
デバイスマネージャではドライバが認識されていて、通常に動作しているように見えるが、ソフトウェ
アでは
UC-33e
を認識することができない
Windows  2000
Windows  XP
では、一度にインストールすることができる
MIDI
デバイスドライバの数に制
限がありますが、その最大数に達している場合でも、警告などが表示されることはありません。このため、
ドライバは問題なくインストールされているように見えます。
解決方法:エムオーディオジャパンの
Web
サイト
を開き、
この問題に関するリンクをクリックして下さい。リンク先から実行ファイル(
.exe
ファイル)をダウンロー
ドして実行すると、この問題を解決することができます。
•  
音が遅れて聞こえる
この遅れは、レイテンシーと呼ばれています。
MIDI
を扱う上でのレイテンシーは、ご使用のソフトウェアシンセサイザが原因で発生します。
MIDI
データ
は単純なコントロール信号に過ぎません。
MIDI
データを受信したソフトウェアシンセサイザは、膨大で複
雑な演算を行って、そのサウンドを生み出します。ここで時間がかかるために、レイテンシーが発生します。
レイテンシー防止のために、エムオーディオ製品のオーディオカードをご使用になることをお勧めします。
エムオーディオ製品は、高品質で様々な環境に適したラインナップを用意しています。すでにオーディオ
カードをご使用の場合は、最新のドライバを再インストールしたり、オーディオドライバのバッファサイズ
を小さくしたりすることをお勧めします。オーディオドライバのバッファサイズを小さくするには、
Sound 
Studio II
Sound Studio Pro II
[Audio]
メニューから
[Audio system settings]
を選択します。ここで、
MME
ASIO
ドライバのバッファサイズを小さくすることができます。
•  Evolution
ソフトウェアからのサウンドが聞こえない
ソフトウェアシンセサイザの
Options
または
Devices
メニューで、
MIDI
の入出力系統を確認します。
MIDI
の入力側は確認できても、出力側のドライバ名称が表示されていない場合は、サウンドカードを再イ
ンストールするか、最新のドライバにアップデートする必要があります。出力側の設定では、どのドライ
バを使用して音を出すかを選択することができます。ほとんどのサウンドカードでは、
FM  synth
SBLive 
Synth
などの選択肢が用意されています。ここで、任意のドライバ名称を選択して、
MIDI
の再生で使用す
る音源を選択します。サウンドチップを使用する場合は、
Microsoft  SW  synth
などのソフトウェアシンセサ
イザを選択します。
ヒント:出力側で多数のドライバが有効(青のハイライト表示)になっていても音が聞こえない場合は、す
べてを選択解除して、
1
つずつ選択してみて下さい。