Mitsubishi Electronics FT8600 220Ra Manual De Usuario

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システムを構築するにあたり、本装置のセットアップは必要不可欠なポイントです。
本装置のセットアップを始める前にセットアップをどのような順序で進めるべきか十分に検
討してください。
必要のない手順を含めたり、必要な手順を省いたりすると、システムの構築スケジュールを
狂わせるばかりでなく、本装置が提供するシステム全体の安定した運用と機能を十分に発揮
できなくなります。
1. 運用方針と障害対策の検討
本装置のハードウェアが提供する機能や採用するオペレーティングシステムによって運
用方針やセキュリティ、障害への対策方法が異なります。
「本装置の特長(2ページ)
」に示す本装置のハードウェアやソフトウェアが提供する機能を
十分に利用したシステムを構築できるよう検討してください。
また、システムの構築にあたり、ご契約の保守サービス会社および弊社営業担当にご相
談されることもひとつの手だてです。
空き領域
オペレーティングシステム用パーティション
(カスタムインストールの場合は、お客様のオーダーによって
異なります)
保守用パーティション(約55MB)
本装置の保守ユーティリティが格納されています。また、EXPRESSBUILDERでのセットアップ時に
作業領域としても利用されます。オペレーティングシステムからは「不明な領域」またはドライブレ
ターがアサインされていないボリュームラベル「MAINTE_P」のFATパーティションとして認識されま
す。
ⓦ パーティション構成について
本装置では、セットアップすると1台目のディスクの先頭に保守用の領域(保守用パー
ティション)が自動的に作成されます。
ヒント
出荷時にオペレーティングシステムがインストールされていない場合は、保守用パー
ティションは作成されていません。EXPRESSBUILDERを使ってセットアップをすると
自動的に保守用パーティションを作成することができます。
セットアップの手順を確認しましょう