ASUS ROG MAXIMUS VIII HERO ALPHA Manual De Usuario

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Chapter 1: 製品の概要
Chapter 1
1.2.8 
ジャンパー
1. 
LN2 Mode ジャンパー  (3ピン LN2_MODE)
 
LN2 Modeを有効に設定することで、極冷などの低温環境下で発生しやすいコールドバグ
を改善し、起動の確立を高めることができます。
コールドバグとは、液体窒素などの極冷時にCPUが動作をしなくなる、性能が低下するなどの
動作不良現象のことを指します。
2. 
Slow Modeジャンパー (3ピン SLOW_MODE)
Slow ModeジャンパーはLN2ベンチ実行中に使用します。特定のプロセッサーでは、周波
数が最高値に上昇したときに効率よく動作可能な温度範囲は大きくありません。そのため、
温度がこの範囲内に収まらない場合、動作が不安定になる恐れがあります。例えば、あるプ
ロセッサーでは周波数が5GHzのときに安定性を維持するに最適な温度は、負荷がかかっ
た状態では -80°C、アイドル時では75°Cです。
周波数が低い場合は、CPUの温度耐性が向上します。周波数が低い場合では、最適温度か
ら大きく離れても、安定性は維持されます。負荷が大きい状態から小さい状態に移行して
も、温度が短時間で上昇しなかった場合は、クラッシュする恐れがあります。本製品ではこ
のスイッチを切り替えるだけで、プロセッサーの周波数を下げることができます。クラッシュ
の危険性のある温度/最大周波数アラインメントが同期していない状態でも、ジャンパーを
[Enable]に切り替えれば、低温度下でOSの起動を試行している時でもクラッシュの危険性
を低減することができます。