Sybase IQ 12.7 Manual De Usuario

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 5 章    システム・リソースの管理
パフォーマンス&チューニング・ガイド
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ページ・サイズの指定
データベースを作成するときは、そのページ・サイズを設定します。このパラ
メータは、バッファ・キャッシュのサイズとともに、そのデータベースのメモ
リ使用とディスク
 I/O スループットを決定します。
注意
ページ・サイズを変更することはできません。ページ・サイズによって、
一部のデータベース・オブジェクトのサイズの上限が決まります。
ページ・サイズの設定
Sybase IQ では、ページ単位でデータがメモリ内外にスワップされます。デー
タベースを作成するときに、カタログ・ストアと
 IQ ストアに別々のページ・
サイズを指定します。テンポラリ・ストアのページ・サイズは、
IQ ストアと
同じです。
パフォーマンスを最大にするための
 Sybase IQ ページ・サイズの推奨値につい
ては、
Sybase IQ システム管理ガイド』の
カタログ・ストアで発生する
 I/O はわずかなため、カタログ・ストアのペー
ジ・サイズがパフォーマンスに与える影響はほとんどありません。デフォルト
 4096 バイトで十分です。
IQ ページ・サイズによって、データベースのデフォルト I/O 転送ブロック・サ
イズと最大データ圧縮の
 2 つのパフォーマンスの要因が決まります。以降の項
で、これらの要因について説明します。
ブロック・サイズ
すべての
 I/O は、ブロック単位で発生します。これらのブロックのサイズは、
Sybase IQ データベースを作成したときに設定したものです。このサイズを変
更するには、データベースを再作成します。デフォルトでは、
IQ ページ・サ
イズによって
 I/O 転送ブロック・サイズが決まります。たとえば、デフォルト
IQ ページ・サイズが 128KB の場合、デフォルトのブロック・サイズは 8,192
バイトになります。通常、
Sybase IQ はこのページ・サイズに対するデフォル
トのブロック・サイズの割合の使用だけでなく、他の要因も考慮します。