Sybase 12.7 Manuel D’Utilisation

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I/O の分散 
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Sybase IQ
ディスク・ストライピング・オプション
この項では、
Sybase IQ で提供されているオプションを使用して、サードパー
ティ製のソフトウェアを使用しないでディスク・ストライピングを行う方法に
ついて説明します。サードパーティ製のソフトウェアとハードウェアによる
ディスク・ストライピングを使用している場合は、次の説明に従う必要はあり
ません。
ディスク・ストライピン
グの
 ON/OFF
次に、ディスク・ストライピングの
 ON/OFF に使用する構文を示します。
SET OPTION "PUBLIC".DISK_STRIPING = { ON | OFF }
DISK_STRIPING オプションのデフォルト値は、すべてのプラットフォームで
ON となります。ディスク・ストライピングが ON で、dbspace に使用可能な
領域がある場合は、すべての
 dbspace に入力データが分散されます。ディスク・
ストライピングが
 OFF の場合は、論理ファイルの先頭から dbspace ( ディス
ク・セグメント
) に格納され、一度に 1 つのディスク・セグメントが格納され
ます。
DISK_STRIPING オプションの値の変更を有効にするには、Sybase IQ サーバ
を再起動する必要があります。
データベース・オプション
 MAIN_DISK_KB_PER_STRIPE および 
TEMP_DISK_KB_PER_STRIPE は、ディスク・ストライピング・アルゴ
リズムが
 IQ メイン・ストアと IQ テンポラリ・ストアの次のストライプ
に移動する前に、各
 dbspace に書き込まれるキロバイト (KB) 数を定義し
ます。これらのオプションのデフォルト値は
 1 で、これは 1 ページに切
り上げられます。
dbspace を削除するには、ディスク・ストラピングがオンのときに DROP 
DBSPACE コマンドを使用します。ただし、dbspace を削除する前に 
sp_iqrelocate ストアド・プロシージャを使用して、dbspace 内のすべて
のデータを再配置します。ディスク・ストラピングでは、データが複数
 dbspace に分散されるため、多数のテーブルとインデックスの再配置が
必要になることがあります。
sp_iqdbspaceinfo および sp_iqdbspace ス
トアド・プロシージャを使用して、
dbspace 上に存在するテーブルとイン
デックスを確認します。
複数の
 dbspace の使用
複数の
 dbspace を使用することによって、オペレーティング・システムの複数
のファイルまたはパーティションに
 Sybase IQ とテンポラリ・データを分割で
きます。これらのファイルは、複数のディスクに分散できます。
ディスク・ストライピングと同様に、連続するデータベース・ファイルを複数
の ド ラ イ ブ に 分 散 す る こ と に よ っ て ラ ン ダ ム に 格 納 で き ま す。
CREATE
DBSPACE コマンドを使用して、Sybase IQ とテンポラリ・データにセグメン
トを追加できます。