Ibanez mimx150h Mode D'Emploi

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AMP SELECTION

MIMXではAMP SELECTIONダイヤルで１１種類のプリアンプを選択す
ることが出来ます。Ibanezは現存するギター・アンプの中から特に数多
くのギター・プレイヤーに親しまれている１０モデルの個性的なサウン
ドに注目し、入力からスピーカー・アウトまでの音質を解析、プリアン
プとしてモデリングしました。また、タイト、ヘビーでスムーズなオリ
ジナルIbanezサウンドが11番目のPsychoとしてプログラムされていま
す。
MIMXではオリジナル・アンプ・モデルにある“プレゼンス”や“ブラ
イト”、“レゾナンス”もしくは“ディープ”のようなスイッチやコン
トロールも含めたサウンド・テイストを３バンドEQで表現しているた
め、得られるサウンドは完全な複製となるわけではありませんが、それ
ぞれのモデルの説明にあるような特長的な音を実現できるように設計さ
れています。また参照された各アンプ・モデルには主にパッシブでそれ
ぞれ独特なEQが使用されていますが、MIMXでは全てにアクティブ3バ
ンドEQを採用し適切なタイプを各々についてアレンジしています。
注意：下記のアンプ・セレクションの説明においてはMIMXが実際に参
照したアンプ・サウンドがどのようなものかを簡潔に説明するため、
Ibanez以外の製品の名称を具体的に記述しました。また、これらの製品
の音色説明または比較等に関する記述はIbanezスタッフによる主観であ
り、絶対的なものではありません。

60s Clean:

60s Clean:
Fender®を代表するアンプの１つ‘65’Twin Reverb®のNORMAL
チャンネル、BRIGHTスイッチOFFのサウンドを参照しました。60年
代のクリーン・サウンドと言えばこのアンプの音を思い浮かべることが
出来るでしょう。高音域のきらびやかさ、低音の重厚感が特長的なク
ラッシック・クリーン・トーンのプリアンプです。

Jazz Combo:

Jazz Combo:
ギター本来のサウンドを素直に出力することで定評のあるRoland® JC-
120のCHANNEL1, BRIGHTスイッチ：OFFのサウンドを参照しまし
た。モデリングの際にサウンドを全体的に若干ソフトな音質にアレンジ
しました。ワイド・レンジで高音域から低音域まで癖がなくエフェク
ターとも相性のよい、使い勝手の良いプリアンプに仕上がっています。

70s Brit:

70s Brit:
名機、Marshall®“JCM800 2203”にブースターとしてIbanez®
TUBESCREAMER®/TS-9を接続したディストーション・サウンドを
モデリングしました。かっちりしたカッティングから、鮮やかなソロま
でをカバーするサウンド・クリエイトが可能なプリアンプです。

Brit Blues:

Brit Blues:
ブルース、ロック、ポップス等の幅広い音楽と共に歩みを続けてきた
VOX®“AC-30”は現在も多くのミュージシャンに愛用されていま
す。MIMXでは最大ゲイン・レベルを若干追加し、抜けの良い特徴的な
ミッド・レンジと張りのあるサウンドにモデリングされており、ピッキ
ング・ニュアンスを素直に伝えてくれるので、様々な表現が可能なプリ
アンプです。

US Blues:

US Blues:
Fender® “Hot Rod Deville

”のDRIVEチャンネル、BRIGHT：

NORMAL、MORE DRIVE：ONのサウンドを参照しました。MIMXは
ロー・エンドをよりタイトに調整し、EQはシェルビング・タイプを採
用しています。このモデルは独特の硬質な響きのする明るいサウンドが
特長的で、GAINを押さえ目にして硬質な印象を前面に押し出したサウ
ンドからGAINを最大に上げた音抜けのよいドライブ・サウンドまでの
幅広い音作りに対応することが出来るプリアンプです。