ASUS RAMPAGE V EXTREME Manuel D’Utilisation

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ASUS RAMPAGE V EXTREME
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Chapter 4
DIGI+ Power Control
DIGI+ Power Controlでは、システムの安定性やオーバークロックパフォーマンスを調整するため
に、CPUやメモリーの供給電流やVRMの制御方法を設定することができます。
本マニュアルで使用されているイラストや画面は実際とは異なる場合があります。予めご了承
ください。
前項/次項
設定を適用する
最後に適用された値
に戻す
VRM Phase Control
動作中のCPU用電圧調整モジュール(VRM)数の制御方法を設定します。システム負荷の高い状態
で稼働フェーズ数を増やすことにより、高速過渡応答と高い伝熱性能を得ることができます。システ
ム負荷の低い状態で稼働フェーズ数を減らすことにより、VRMの変換効率が向上し発熱を抑えるこ
とができます。
VRM Frequency
CPU用VRMのスイッチング周波数の制御方法を設定します。周波数を高くすることでVRMの過渡応
答を高めることができます。
CPU OTP Capability
CPU用VRMの許容する上限温度を設定します。CPU用VRMがここで設定した値に達すると、VRMは
温度を下げるために自動的にパフォーマンスを低下させます。
Vcore Current Capability
CPUに供給する電流の上限値を設定します。オーバークロック時は高い値を設定することで動作を
安定させることができます。ただし、VRMの消費電力が上昇します。
Vcore Load-line Calibration
CPUへの供給電圧を調整します。高い値を設定することでオーバークロックの限界を引き上げるこ
とができますが、CPUとVRMの発熱量は増加します。
VRM Duty Control
CPU用VRMの制御方法を設定します。温度または電流、どちらを重視して制御を行うかを選択します。
電流を重視することにより、オーバークロック時に安定した動作を得ることができます。
Active Frequency Mode
Active Frequency Mode の有効/無効を設定します。この機能を有効にすることで拡張された省電
力機能の性能を発揮し、CPUの消費電力を抑えながら過渡応答を高めることができます。
CPU