Cisco Cisco WebEx Meetings Server 2.6

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HA または MDC システムでは、パブリック VIP アドレスと プライベート VIP アドレスがプライ
マリシステムと共有されます。 (パブリック VIP アドレスとプライベート VIP アドレスは異な
り、共有されません。) 1 つの仮想マシンが停止しているとき、もう一方の仮想マシンが同じ VIP
アドレスを使用します。この動作のため、仮想マシンの障害はDNSインフラストラクチャの通常
でない要求を行わずに、エンドユーザーにほぼ完全に透過的に伝達されます(ミーティングは続
行されるため)。 ただし、共有 VIP アドレスは単一のネットワークセグメントまたは VLAN だけ
で実装できます。2 つのデータベースで VLAN を分割すると、さまざまな問題が生じます。
プライマリおよび HA 内部仮想マシンは、同一のデータセンター内で接続される必要があります。
これによって、仮想マシンの障害とネットワークの障害とを区別する問題を大幅に減らせます。
分割ネットワークを許可することにより、ミーティング接続が分割され、データベースの更新が
競合する場合があります。 それは複数のデータセンター間よりも、単一のデータセンター内に
HA ネットワークセグメントを構築する方がはるかに実用的です。
MDC システムでは、データはすべてのデータセンターで複製されます (License Manager を除く)。
したがって、データセンターがダウンするか、ネットワーク接続が切断しても、残存のデータセ
ンターは地理的な場所と無関係に、ユーザーへサービスを提供し続けます。
障害許容差システムを構築するための最良の方法は、ほとんどのシステムコンポーネントで「す
べてのアクティブ」として動作するときです。 ただし、特定のキーコンポーネント、特にデータ
ベースサービスは「アクティブ/スタンバイ」です。 (HA システム内の ウェブサーバーおよびメ
ディアコンポーネントは、プライマリシステムのコンポーネントに依存しています。) その接続
上の任意の遅延または中断がミーティングに参加する場合は特に、エンドユーザーのための遅延
をもたらします。 メディアサービスコンポーネント間の遅延は、ミーティング中に数人のユー
ザーの音声とビデオの遅延を増大させます。 (Cisco WebEx Meetings Server では、内部仮想マシ
ン間で 4 ミリ秒のネットワーク遅延が許容されます。 詳細は、
レイアウト, (50 ページ)
を参照してください。)
インターネットリバースプロキシに関するネットワーク
の検討事項
インターネットリバースプロキシ仮想マシンは、内部仮想マシンと同じ一般的ネットワーク要件
を共有します。 非スプリットホライズンおよびスプリットホライズン DNS 構成では、インター
ネットリバースプロキシ仮想マシンは、内部ネットワークではなく、 DMZ ネットワークに展開
します。
Cisco UCS サーバが 2 個の NIC で構成されていても、Cisco WebEx Meetings Server は 1 個の NIC
をインターネットに、およびもう 1 個の NIC をイントラネットにポイントすることをサポー
トしません。 この制限は vSphere(およびインターネットリバースプロキシ)によって使用さ
れる物理 NIC と仮想 NIC の間のマッピングに関わらず、適用されます。
制約事項
インターネットリバースプロキシ仮想マシンは、使用する NIC の数に関わらず、常に単一の外部
VLAN に接続します。 複数の物理 NIC を使用し、それらが異なるスイッチまたはルーターに接続
されている場合、NIC は同じ VLAN に接続されているままである必要があります。
   Cisco WebEx Meetings Server プランニングガイドとシステム要件 リリース 2.6
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システムのネットワークトポロジ
インターネットリバースプロキシに関するネットワークの検討事項