Cisco Cisco WebEx Meeting Center WBS29.11 Guida Utente

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エンコーディング:マイクに向かって話すと、コンピュータ内蔵のサウンドカードが音を取り
込み、デジタル化を行います。続いて、この情報がデータパケットに分割され、ネットワー
クを介して電話会議サーバーに送信されます。電話会議サーバーが、エンコードがこれらの
パケットを他の出席者のコンピュータに送信され、相手先コンピュータでデコードされま
す。統合型 VoIP におけるこのエンコーディングは音声コンポーネント (マイク、スピーカー、
およびサウンドカード) に依存し、PC により品質の差が大きくなることがあります。つま
り、低品質のコンポーネントからは、低品質の音声が生み出されることになります。
このような遅延や音声品質の問題は、WebEx だけでなく、すべてのベンダーから提供されている
VoIP ソリューションに共通しています。Centra などのベンダーから提供される VoIP ソリューショ
ンを PSTN と比較した場合にも、同様の問題があります。WebEx の VoIP の遅延や音声品質は、
Centra の VoIP の遅延や音声品質と少なくとも同程度であることが、WebEx のテストで確認され
ています。
VoIP 通話の音声品質が場合によって良かったり悪かったりするのはなぜですか?
複数の可能性が考えられるため、断言するのは困難です。28 Kbps の接続でも地球の裏側の相手と
の VoIP が優れた品質であることも可能であれば、56 Kbps または 300 Kbps を超える速度でも短距
離の通話が低品質になってしまうこともあります。品質は、VoIP ソフトウェアのサンプルレート
(音声を再現するのに要する 1 秒当たりのサンプル数)、および使用するインターネット接続のス
ループットによってほぼ決定されます。56 Kbps の接続とは、文字どおり 56 Kbps でインターネッ
ト上でデータ通信を行えることを保証するものではありません (これについては、300 Kbps を超え
る LAN の場合も同じです) 。実際の速度は、送信元と送信先の間のすべてのネットワークにおけ
るトラフィックの状況、および送信元と送信先で使用する機器の能力によって決定されます。通
常は、低品質の伝送はトラフィックが原因であり、音声データの通信の一部または全部をインター
ネットを介して行う VoIP においては、完全に排除することはできません。
統合型 VoIP を使用するときに顧客が技術的な問題に直面したときはどうすれば良いでしょうか?
通常のテクニカルサポートのエスカレーションプロセスに従ってください。
WebEx Meeting Center よくある質問 (バージョン WBS29.11)    
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統合型 VoIP 音声
トラブルシューティング