Sybase IQ 12.7 Manuale Utente
第
6 章 パフォーマンスのモニタリングとチューニング
パフォーマンス&チューニング・ガイド
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•
[Dirty]:バッファがダーティ ( 変更 ) された回数。
•
[HR%]:ヒット率。I/O 要求なしで、バッファ・キャッシュによって
応じることのできたパーセンテージ。ヒット率が高いほど効率が良く
なります。キャッシュ・サイズを十分な大きさに設定した場合、通常
は
応じることのできたパーセンテージ。ヒット率が高いほど効率が良く
なります。キャッシュ・サイズを十分な大きさに設定した場合、通常
は
90% ~ 100% になります。大きいクエリの場合、最初はヒット率
が下がることがありますが、プリフェッチが機能し始めると上昇し
ます。
ます。
•
[BWaits]:ビジー・ページ ( ページ・フレーム競合 ) のために待機させ
られた検索要求。通常は小さい数値ですが、特別な場合には大きくな
ることがあります。たとえば、まったく同じクエリが同時に開始され
た場合は、両方のクエリが同じページを要求するため、最初の要求が
ディスクからページを取得するまで
られた検索要求。通常は小さい数値ですが、特別な場合には大きくな
ることがあります。たとえば、まったく同じクエリが同時に開始され
た場合は、両方のクエリが同じページを要求するため、最初の要求が
ディスクからページを取得するまで
2 番目の要求は待機します。
•
[ReReads]:同一トランザクション内でストアの同じ部分がキャッシュ
内に再読み込みされた概算の回数。この数値は常に小さいはずです
が、
内に再読み込みされた概算の回数。この数値は常に小さいはずです
が、
Sybase IQ 12.4.2 以降では数値が大きくても重要ではありません。
•
[FMiss]:不正な失敗。バッファ・キャッシュがメモリ内のページの
検索に複数回のルックアップを必要とした回数。この数値は
検索に複数回のルックアップを必要とした回数。この数値は
0 か、ご
く小さな値になるようにしてください。この値が大きい場合は、ロー
ルバックが発生し、特定の操作が繰り返し要求されていると考えられ
ます。
ルバックが発生し、特定の操作が繰り返し要求されていると考えられ
ます。
•
[Cloned]:Sybase IQ が同時読み込み用に既存のバッファを保持しなが
ら、書き込み用に新しいバッファを作成する必要があった回数。ペー
ジのクローンが作成されるのは、他のユーザがそのページを参照して
いる場合だけです。
ら、書き込み用に新しいバッファを作成する必要があった回数。ペー
ジのクローンが作成されるのは、他のユーザがそのページを参照して
いる場合だけです。
•
[Reads/Writes]:バッファ・キャッシュによって実行された物理読み込
みと物理書き込み。
みと物理書き込み。
•
[PF/PFRead]:プリフェッチ要求、およびプリフェッチ用に実行した
読み込み。
読み込み。
•
[GDirty]:LRU バッファがダーティな状態で取り込まれたため、Sybase
IQ がそのバッファを使用する前に書き出した回数。この数値が 0 よ
り大きい状態が長時間続かないようにしてください。
IQ がそのバッファを使用する前に書き出した回数。この数値が 0 よ
り大きい状態が長時間続かないようにしてください。
0 より大きい状
態が続く場合は、スイーパ・スレッドの数を増やすか、ウォッシュ・
マーカを移動する必要があります。
マーカを移動する必要があります。
•
[Pin%]:バッファ・キャッシュ内で使用中でありロックされている
ページ数のパーセンテージ。
ページ数のパーセンテージ。
•
[Dirty%]:変更されたバッファ・ブロックのパーセンテージ。この数
値が
値が
85 ~ 90% を超えないようにします。それ以上になると、[GDirty]
が
0 より大きくなります。