Casio 3721 ユーザーズマニュアル

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Operation Guide 3721
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● ライトを発光させる
※オートライト機能を使用するときは、時計を「手首の外
側」にくるようにつけてください。
※文字板の左右(3時−9時方向)の
角度を± 15°以内にしておいて
ください。15°以上傾いていると
発光しにくくなります。
〈ご注意〉
直射日光下では発光が見えにくくなります。
発光中にBボタンを押したり、アラームなどが鳴り
出すと発光を中断します。
〈オートライトご使用時の注意〉
オートライトを頻繁に使用すると電池の持続時間が
短くなりますのでご注意ください。
時計が服の袖に隠れるようにつけると、明るいとき
でもオートライトが点灯することがあります。
時計を傾けたとき、ライトの発光が一瞬遅れること
がありますが異常ではありません。
ライト発光後、時計を傾けたままにしておいても、発
光は約 1.5 秒間のみとなります。
2 秒運針になると、自動的にオートライト OFF に
なります。
時計を「手首の内側」につけていたり、腕を振った
り、腕を上にあげたりしても発光することがありま
す。オートライトを使用しないときは必ず OFF に
しておいてください。
※時計を「手首の内側」につけるときはできるだけ
オートライトを OFF にしてご使用ください。
静電気や磁気などでオートライトが動作しにくくな
り、発光しないことがあります。このときはもう一
度水平状態から傾けなおしてみてください。なお、
それでも発光しにくいときは、腕を下からふりあげ
てみると発光しやすくなります。
水平状態から、
表示が見え
るように約40°傾けます
時 計 を 腕 に は め 、
水平にします
1
1
1
1
1
2
2
2
2
2
4 0 °
以上
ライト点灯について
■ 使用場所について
電波は、以下のような場所では受信しにくくなりますので、
このような場所を避けて受信を行なってください。
※電波受信については、ラジオやテレビと同じようにお考
えください。
受信がうまくいかないときは、上記のような場所から
離れ、受信状況の良いところで再度受信してみてくだ
さい。
■ 電波の受信範囲の目安
「おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)」と「はがね山
標準電波送信所(60kHz)」からの電波のうち、受信しや
すい方を自動的に選びます(自動選局)。
※前回受信に成功した方の電波を優先的に受信します。
1000km
はがね山
(60kHz)
おおたかどや山
(40kHz)
500km
1000km
500km
<送信所の位置>
●条件の良いときは、送信所からおよそ1,000km離れ
た場所でも受信することができます。
※ただし、約500kmを越えると電波が弱くなりますの
で、受信しにくくなることがあります。
※受信範囲内であっても、地形や建物の影響を受けたり、
季節や時間帯(昼・夜)などによって受信できないこと
があります。
※電波の特性により、夜間の方がより受信しやすくなり
ます。
■ 電波時計とは
正確な時刻情報をのせた長波標準電波を受信することによ
り、正しい時刻を表示する時計です。
内蔵の「受信アンテナ」
から電波を受信
受信した電波を時
計内部で解読し、
時刻情報に変える
時刻情報にもとづ
いて時刻修正
電波情報
セシウム
原子時計
送信所
長波標準電波
時計内部
解読
本機
時刻情報
電波時計は正確な標準時を受信していますが、時計内
部の時刻演算処理等により、時刻表示に1秒未満のズ
レが生じます。
■ 標準電波
●日本の標準電波(JJY)は独立行政法人情報通信研究機
構(NICT)が運用しており、福島県田村郡の「おおたか
どや山標準電波送信所(40kHz)」および佐賀県と福岡県
の境にある「はがね山標準電波送信所(60kHz)」から送
信されています。
この標準電波は、ほぼ 24 時間継続して送信されてい
ますが、保守作業や雷対策等で一時送信が中断される
こともあります。
電波時計について
高圧線、架線の近く
ビルの中およびその周辺
(ビルの谷間など)
乗り物の中
(自動車、電車、飛行機など)
電波障害の起きるところ
(工事現場、空港のそばなど)
家庭電化製品、OA機器のそば
テレビ、スピーカー、FAX、
パソコン、携帯電話など
山の裏側…など
本機には LED ライトがついており、暗いときにライトを発
光させて時刻を見ることができます。また、時計を傾けると
暗いときにライトが発光するオートライト機能もあります。
■ ボタンを押して発光させる
∼手動発光∼
時刻モードのときに
A
A
A
A
A ボタンを押します
A ボタンを押すとライトが
約 1.5 秒間発光します。
※ オートライトOFFのときもAボタンを押すと発光します。
本機を振ると「カラカラ」と音がすることがあります。
これはオートライト機能のためのスイッチ(金属球)
が内部で動くための音で、故障ではありません。
■ 時計を傾けて発光させる
∼オートライト機能∼
オートライトは、ボタンを押さなくても暗いときに時
計を傾けるだけでライトが発光する便利なフルオート
ライト機能です。
※明るいときは、自動発光しません。
暗い場所で時刻などを見るときに大変便利です。
オートライト機能では、どのモードのときでも、時計
を傾けるだけでライトが約 1.5 秒間発光します。
準備:受信確認モードのときに、A
A
A
A
A ボタンを約 3 秒間押し
続けて、オートライト ON(ライト点灯)にします。
※オートライトONのときは、受信確認モードでAボタンを
押してもライトが点灯します。
※オートライトONのときに、受信確認モードでAボタンを
約3秒間押し続けると、オートライトがOFFに戻ります。