Nikon f/4G IF ユーザーズマニュアル

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手ブレ補正の原理上、シャッターレリーズ後にファインダー像がずれることがあります。
手ブレ補正中にカメラの電源スイッチをOFFにしたり、レンズを取り外したりしないでくだ
さい。その状態でレンズを振るとカタカタ音がすることがありますが、故障ではありません。
カメラの電源スイッチを再度ONにすれば、音は消えます。
F80シリーズ、ニコンU2、ニコンU、D100、D70の内蔵スピードライト充電中には、手
ブレ補正は行いません。
三脚使用時のブレも補正しますので、三脚使用時も手ブレ補正スイッチはONにすることをお
すすめします。また、三脚を使っても雲台を固定しないときや、一脚を使用するときにも、
スイッチをONにすることをおすすめします。
AF作動ボタンのあるカメラおよびレンズ側のフォーカス作動ボタンで、AF作動ボタンまた
はレンズのフォーカス作動ボタンをONにしても、手ブレ補正は作動しません。
5. ズーミングと被写界深度
撮影を行う場合は、ズーミングリングを回転させ構図を決めてから、ピント合わせを行
ってください。プレビュー(絞り込み)機構を持つカメラでは、撮影前に被写界深度を
確認することができます。
6. 絞り値の設定
このレンズには絞りリングがありません。絞り値は、カメラ側で設定してください。
7. 組み込み式回転三脚座
カメラをタテ位置で撮影する場合などには、三脚座止めネジを緩め(反時計方向)、任意
の位置までレンズを回転して、ネジを締め(時計方向)てください。
三脚の形状によっては、カメラのグリップを握った状態でカメラを回転した際、三脚に手が
ぶつかることがありますので、ご注意ください。
(注)三脚座の座部の止めネジを外すことによって、座部を取り外すことができます。取り外し、
取り付けの詳細は、サービス機関へお申し出ください。
8. かぶせフード HK-30
フードをご使用になる場合は、フードのクランプノブをしっかり締めてください。レン
ズを収納する場合には、ご使用時と逆方向にフードをかぶせ、クランプノブをしっかり
締めてください。
9. 保護ガラスについて
お買い上げ時には、保護ガラスが装着されています。通常は、レンズ保護のために、保
護ガラスを装着した状態でのご使用をおすすめします。
画面内に強い光源がある場合、この保護ガラスを取り外すことでゴーストを軽減できる
ことがあります。フィルター同様にねじ込み式のため、保護ガラス周囲のゴム部を回し
て取り外すことができます。
取り外した保護ガラスは、破損防止のために、同梱してある保護ガラスケースに入れて
おくことをおすすめします。
保護ガラスには、平面ガラスではなくメニスカスガラスを採用しています。