M-AUDIO Ozonic ユーザーズマニュアル

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はじめに
M-Audio Ozonic
をお買い上げ頂きまして誠に有難うございます。
Ozonic
はコンピュータベースの音楽クリエイトをより効率良く図るためにオー
ディオ
MIDI
制作とパフォーマンスツールを統合したデザインを実現しました。ご使用になる前に、まず本マニュアルをよくお読みになり、正しい
インストール方法、操作方法、高度機能性などについて習得して頂くことをお勧めいたします。
製品パッケージ内容
M-Audio
Ozonic
には以下の製品が同梱されています:
Ozonic
オーディオ
/MIDI
インターフェイス
ドライバソフトウェアと本マニュアル(
PDF
)を収録した
CD-ROM
製本版クイックスタートガイド
Reason Adapted Express
を含む
CD-ROM
1
メートルの
6
ピン
-6
ピンの
IEEE 1394
FireWire
)ケーブル
1
12VDC 1000mA
電源アダプタ
Ozonic
について
Ozonic
をコンピュータの
FireWire
端子に接続するには
IEEE  1394
ケーブル
1
本が必要です。お使いのコンピュータに
FireWire
端子が装備されていな
い場合は
FireWire  PCI
カードを別途購入する必要があります。
IEEE  1394/FireWire  PCI
アダプタについての関連情報は、
M-Audio
ウェブサイト(
http
//m-audio.com
)のテクニカル
FAQ
をご参照下さい。
重要:
Ozonic
には、
6
ピン→
6
ピンの高品質な
FireWire
ケーブルが付属しています。
Ozonic
の性能を十分に活
かせるよう付属のケーブルまたは同等品質の
FireWire
ケーブルを使用して下さい。
Ozonic
をバス電源
供給(外部電源不要)で動作させるには、コンピュータに
6
ピン
FireWire
端子が装備されている(但し
コンピュータの
6
ピン
FireWire
端子がバス電源供給をサポートしている場合に限ります)必要がありま
す。コンピュータが4ピン
FireWire
端子の場合やバス電源をサポートしていない
6
ピン
FireWire
端子の
場合には、同梱の電源アダプタを使用しなければ
Ozonic
は動作しません。
(注意:
FireWire
という呼称は、コンピュータの製造会社により異なり
IEEE  1394a
1394
また
Sony
では
iLink
と呼ばれます。このマニュアルでは、
FireWire
と呼称しています。詳しくは、お使いのコン
  
ピュータのマニュアルを参照して下さい。)
重要:
FireWire
のホットプラグによる問題の発生が報告されていますので、問題を未然に防ぐため以下の点
に注意してご使用下さい(ホットプラグとは、
FireWire
バス電源供給「
6
ピン→
6
ピン」で動作する
FireWire
機器をコンピュータの電源が入っている状態で脱着することです)。ホットプラグを行うと、
FireWire
周辺機器やホストコンピュータの
FireWire
端子等が損傷して使用不可能になる事例がまれに発
見されています。
M-Audio
FireWire
機器に関しては、優秀なエンジニアにより厳密にテストを繰り返
し、
FireWire
の産業規格に適合する製品を作り続けていますが、お使いのコンピュータの種類によって
は、ホットプラグを行うことで不具合が発生するという事態も起こり得ます。
このような事態を回避するために、
M-Audio
Ozonic
製品を含むいかなる
FireWire
機器においても、ホットプラグを行わないよう充分に注意し
て下さい。必ずコンピュータと
FireWire
機器の両方の電源が入っていない時に、コンピュータと
FireWire
機器を
FireWire
ケーブルで接続します。
FireWire
ケーブルで接続後、
FireWire
機器の電源を入れてから最後にコンピュータの電源を入れて下さい。
M-Audio
では、ユーザーの皆様のリスクを少しでも軽減するために、この問題について更に詳しく調査を進めています。ホットプラグを含む重要
な問題については、
M-Audio
のウェブサイト
www.m-audio.com
で常に新しい情報を公開していますのでご参照下さい。
Ozonic
の概要
Ozonic
は、
37
鍵盤の
MIDI
キーボードと
24-Bit/96kHz
を実現するオーディオインターフェイスを統合しています。オーディオ入力
4
系統には、
    
ファンタムバス電源を装備したマイク入力
1
系統(
XLR
)、アンバランス
1/4
インストゥルメント入力
1
系統、アンバランス
1/4  TS
入力
2
系統を装備
しています。オーディオ出力
4
系統には、
1/4  TRS
バランス
2
系統と
1/4  TS
アンバランス
2
系統を装備しています。また、ステレオヘッドフォン出力
1
系統と
MIDI
入出力も装備し全ての要素を備えた
Ozonic
は、演奏、スタジオ環境、コンピュータミュージックに完璧な統合を提供します。
Ozonic
のソフトウエアコントロールパネルは、操作が簡単で柔軟なルーティング
/
ミキシングのコントロールを可能にします。オーディオ入力ペ
ア(ステレオ)は、任意のアナログ出力へもルーティングが可能で、コンピュータホストからのソフトウェアリターンやハードウェアダイレクト
モニタリングストリームを完璧にコントロールできます。
ASIO
ドライバに対応することで超低レイテンシーのソフトウェアモニタリング機能、ほ
ぼゼロに近いレイテンシーのハードウェアダイレクトモニタリング機能をも搭載しています。
Ozonic
のヘッドフォンストリームセレクト機能は、モニターしたい出力ペアを選択することが可能で、オーディオストリームが出力される前に試
聴することができます。
Ozonic
は、各出力ペアにレベルコントロールを装備しており、別のオーディオをリアルタイムでモニター(ダイレクトモ
ニタリングを含む)することもできます。
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