M-AUDIO keystation 49e ユーザーズマニュアル

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モジュレーションホイール
MIDIエフェクトをモジュレーションホイールにアサインすることができます。一般的なエフェクトとして次のようなものがあります。
01 モジュレーション
07 ボリューム
10 パン (バランス)
05 ポルタメント
全部で131種類のエフェクトがあります。これらのエフェクトを音声に実際にかけるには、MIDIエフェクトメッセージを受信するMIDI機器がこれを読
み込み実行できなければなりません。多くの機器では少なくとも、ボリューム、モジュレーション、パンは実行可能です。(全エフェクトの一覧表は本マ
ニュアル末に掲載してあります。)
モジュレーションホイールにMIDIエフェクトをアサインする方法:
Advanced Functionsボタンを押して、キーボードを編集モードにします。
「WHEEL ASSIGN」を表すC4の右の黒鍵盤(C# 4)を押します。
数値データ入力鍵盤G3∼B4を使い、モジュレーションホイールにアサインしたいエフェクトの番号を入力します。
あるいは「+」「−」ボタンを使って番号を変えることもできます。
「ENTER」鍵盤(C5)を押します。
エフェクトを強くするにはモジュレーションホイールを上に(リアパネル方向に)動かします。
数値データを入力する際に間違えた場合は、「CANCEL」鍵盤(C1)を押して編集モードを終了させます。この場合、モジュレーションホイールにアサイ
ンされていたエフェクトは変わりません。
キーボードの電源をOFFにすると、モジュレーションホイールにアサインされたデータは失われます。キーボードの電源をONにすると、モジュレーショ
ンホイールには初期値としてモジュレーション(エフェクト番号01)がアサインされます。
一例として、モジュレーションホイールにエフェクト番号10(パンまたはバランス)をアサインしてみます。
Advanced Functionsボタンを押して、キーボードを編集モードにします。
「WHEEL ASSIGN 」を表すC4の右の黒鍵盤(C# 4)を押します。
A3を押して「1」を入力します。
G3を押して「0」を入力すると、「10」を入力したことになります。
C5を押して「ENTER」を入力します。
ボリュームスライダ
モジュレーションホイールと同様に、ボリュームスライダには本マニュアル末に記載されている131種類のエフェクトのいずれでもアサインすることが
できます。
ボリュームスライダにエフェクトをアサインする方法:
Advanced Functionsボタンを押して、キーボードを編集モードにします。
「SLIDER ASSIGN」を表すD4の右の黒鍵盤(D# 4)を押します。
数値データ入力鍵盤G3∼B4を使い、ボリュームスライダにアサインしたいエフェクトの番号を入力します。
あるいは、「+」「−」ボタンを使って番号を変えることもできます。
「ENTER」鍵盤(C5)を押します。
エフェクトを強くするにはボリュームスライダを上(リアパネルの方向)に動かします。
数値データを入力する際に間違えた場合は、「CANCEL」鍵盤(C1)を押して編集モードを終了させます。この場合、ボリュームスライダにアサインされ
ているエフェクトは変わりません。
キーボードの電源をOFFにすると、ボリュームスライダにアサインされたデータは失われます。キーボードの電源をONにすると、ボリュームスライダに
は初期値としてボリューム(エフェクト番号07)がアサインされます。
ピッチベンドセンシティビティ
モジュレーションホイールまたはボリュームスライダにエフェクト番号128をアサインすると、ピッチベンドホイールのセンシティビティを変えることが
できます。これにより、ピッチベンド幅を上下に最大1オクターブまで変えることができます。