Cisco Cisco WebEx Meetings Server 2.0 インストールガイド

ページ / 284
メンテナンス期間をスケジュールする
システムメンテナンスを実施する前に、メンテナンス期間をスケジュールする必要があります。
メンテナンス時間中の制限は、ユーザーがメンテナンス時間と重なる時間にミーティングをスケ
ジュールできないということだけです。 たとえば、管理者がミーティングが予定されていない時
間、つまり、5:00 a.m. ~ 6:00 a.m. など、1 時間、システムをメンテナンスのためにダウンさせた
い場合などです。 ミーティングが予定されている場合、管理者は各ミーティングの主催者に連絡
し、ミーティング時間中にメンテナンス期間が予定されていることを伝える必要があります。 メ
ンテナンス期間が設定されると、ユーザーはその時間中にミーティングをスケジュールできませ
ん。 ただし、[今すぐミーティング]機能を使用して、ワンクリックミーティングを開始できます。
メンテナンスモードがオンになると、進行中のミーティングはすべて終了し、[今すぐミーティン
グ] 機能は使用できなくなります。 システムに必要な変更を加えるのに約 2 時間かかると判断し
たとします。 実行する必要があるタスクの 1つは新しい認証機関(CA)証明書をアップロードす
ることです。このとき、メンテナンスモードをオフにした後にシステムをリブートする必要があ
ります。 システムのメンテナンス時間を午前 4:00 前後に設定します。開始時間を 04/15/2014 3:30
a.m に、継続時間を 3 時間に指定して、メンテナンス期間をスケジュールします。 30 分。これ
は、メンテナンスは午前 3:30 (管理者がシステムメンテナンスを開始することにした時間の前の
30 分間ですべてのミーティングを終了させ、また、この時間にミーティングはスケジュールでき
ません)から始まり、午前 7:00 に完了することを意味します。この余分な時間は、メンテナンス
モードがオンになった後に実行されるリブート後にシステムが機能するための時間であり、ユー
ザーがミーティングをスケジュールまたは主催できるようになる前に、管理者が 1 つ以上のイン
スタントミーティングを開始して、修正した設定をテストするための時間です。
一部のシステムメンテナンスタスクではメンテナンスモードをオンにする必要はありませんが、
システムをメンテナンスモードにする必要がないタスクはメンテナンスモードをオンにした後で
再起動またはリブートを完了するために、さらに時間がかかることを覚えておいてください。 シ
ステムの再起動は数分しかかかりませんが(約 3 ~ 5 分)、リブートには約 30 分かかります。
メンテナンス期間をスケジュールするときは、システムが完全に機能できるようになるために必
要なこの余分な時間を考慮することを忘れないでください。 詳細に関しては
を参照してください。
手順
ステップ 1
管理サイトにサインインします。
ステップ 2
[メンテナンスをスケジュールする] を選択します。
[メンテナンスをスケジュールする] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3
カレンダーツールと時間ドロップダウンメニューを使用して、メンテナンス期間の日付と開始時
間を選択します。
ステップ 4
時間と分を指定して、メンテナンス期間を入力します。
ステップ 5
[スケジュール] を選択します。
   Cisco WebEx Meetings Server 管理ガイドリリース 2.0
130
メンテナンス期間をスケジュールする