Cisco Cisco WebEx Meetings Server 2.6

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ユーザーがミーティングにログインするときに、トラフィックの大きな割合がインターネッ
トリバースプロキシに到達する場合、すべてのユーザー接続がインターネットリバースプロ
キシの NIC を 2 回通過(送受信)することに留意する必要がります。 2,000 ユーザーのシス
テムを例として使用し、これはインターネットリバースプロキシの NICが 6Gb/ 秒のユーザー
トラフィック(2,000 ユーザーに 1.5Mb/ 秒をかけると 3Gb/秒になり、それに送受信トラフィッ
クのために2をかけると 6Gb/ 秒になる)を処理する必要がある可能性があることを意味しま
す。
保守的に、ローカル接続がユーザーメディアトラフィックに対して 60パーセントの使用を超えな
いようにし、残りの 40 パーセントを他のトラフィック、異常なトラフィックバースト、および
ネットワークオーバーヘッドのために使用可能にすることを要求します。 800 ユーザーシステム
を例として使用して、管理とメディア仮想マシンのエンドユーザートラフィックが 1.2 Gb/秒で、
インターネットリバースプロキシ仮想マシンが 2.4 Gb/秒になると推定します。 60 パーセントルー
ルを適用し、管理とメディア仮想マシンでは NIC が 2 Gb/秒(推定される管理とメディア仮想マ
シンのユーザートラフィックの 1.2 を推定される通常帯域幅消費である 60 パーセントで割ると 2.0
Gb/秒になる)、インターネットリバースプロキシ仮想マシンでは 4 Gb/秒を処理できるようにし
ます。
前のテーブルで示されている NIC 速度は、SAN ストレージにアクセスするために使用される
帯域幅を考慮に入れていません。 ファイバーチャンネルオーバーイーサネット(FCoE)が
SAN 接続に使用されている場合、それを独自のネットワークインタフェースを使用するよう
にプロビジョニングする必要があります。
(注)
スプリットホライズン DNS 展開に関する帯域幅の検討事項
スプリットホライズンDNS展開では、一部のユーザーはインターネットからミーティングにログ
インし、そのトラフィックはインターネットリバースプロキシに到達し、内部ネットワークにい
る大半のユーザーはインターネットリバースプロキシに到達せずにミーティングにログインしま
す。 スプリットホライズン DNS 展開では、ネットワークをスピードアップさせ、内部ネットワー
ク内にほとんどのトラフィックが残るようにトラフィックを分割すると、NIC チーミングを使用
して低性能の NIC(1 Gb/秒 NIC)をインターネットリバースプロキシでプロビジョニング、およ
びインターネットリバースプロキシとインターネット間のスイッチングインフラストラクチャが
1 Gb/秒、または少なくとも 2000 ユーザーのシステムにおいて推奨の 10 Gb/秒より低くなるよう
にプロビジョニングできる可能性があります。
たとえば、会社にインターネットから同時に 2000ポートユーザーシステムへのアクセスを望んて
いる 100 人のユーザーがいる場合、150 Mb/秒の帯域幅が必要になります(1.5 Mb/秒の集約ユー
ザーセッション帯域幅 * 100 人のユーザー = 150 Mb/秒)。 これは定められている 10 Gb/秒のイン
ターフェース要件とは対照的に、DMZ ネットワークからインターネットリバースプロキシのネッ
トワークインフラストラクチャが 1Gb/秒イーサネットスイッチである可能性があること、および
インターネットリバースプロキシのイーサネット NIC インターフェースが 1 Gb/秒である可能性
があることを暗示しています。 インターネットリバースプロキシで 2 倍のトラフィックが見られ
ることを考慮に入れても(つまり NIC が 300 Mb/秒のユーザートラフィックを処理することが必
要になることを意味する)、(「Cisco WebEx Meetings Server ネットワークインターフェースでの
   Cisco WebEx Meetings Server プランニングガイドとシステム要件 リリース 2.6
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システムのネットワークトポロジ
ネットワーク帯域要件