Cisco Cisco SG200-26P 26-port Gigabit PoE Smart Switch ユーザーガイド

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Cisco Small Business SG200 
シリーズ
 8 
ポート
 
スマート
 
スイッチ
 
アドミニストレーション
 
ガイド
 96
 
VLAN 
管理
この章では、仮想
 LAN 
を設定する方法について説明します。
具体的な内容は、次のとおりです。
レイヤ
 2 
スイッチの
 Virtual LAN
VLAN; 
仮想
 LAN
)は、ブリッジ処理とルーティング両
方のいくつかの利点を実現します。ブリッジと同様に、
VLAN 
スイッチは、レイヤ
 2 
ヘッ
ダーに基づいてトラフィックを転送するため、処理が高速です。ルータと同様に、ネットワー
クを論理セグメントに区切ることで、管理がしやすくなり、セキュリティやマルチキャスト
トラフィックの管理が向上します。
VLAN 
は、エンド
 
ステーションとそれらを接続するスイッチ
 
ポートの組み合わせです。論理
的な分割を行うのは、部門やプロジェクトのメンバシップを区別するため、などのさまざま
な理由が考えられます。唯一の要件は、エンド
 
ステーションと、接続されるポートの両方が、
同じ
 VLAN 
に属していることです。
ネットワーク内の各
 VLAN 
は、
VLAN 
で送信されるパケットのレイヤ
 2 
ヘッダーで
 VLAN
タグとも呼ばれる
 IEEE 802.1Q 
タグで表される
 VLAN ID 
に関連付けられています。エンド
ステーションがタグそのもの、またはタグの
 VLAN 
部分を含めなかった場合、パケットを受
信する最初のスイッチ
 
ポートはそのパケットを拒否するか、デフォルトの
 VLAN ID 
に一致
するタグを挿入します。ポートは、複数の
 VLAN 
に対してトラフィックを処理できますが、
Port VLAN ID
PVID; 
ポート
 VLAN ID
)のみをサポートします。
スイッチでは、デフォルト
 VLAN 
として
 VLAN ID 1 
が事前に設定されています。すべての
ポートは、この
 VLAN 
のメンバであり、
PVID 
として
 VLAN ID (1) 
を使用します。