Cisco Cisco SG200-26P 26-port Gigabit PoE Smart Switch ユーザーガイド
マルチキャスト転送の設定
MLD
スヌーピング
Cisco Small Business 200 1.1
シリーズ
スマート
スイッチ
アドミニストレーション
ガイド
206
15
MLD
フレームは、
IGMP
スヌーピングに似た方法でスヌーピングされます。つまり、スイッ
チによって、各ステーションからマルチキャスト
ルータに、また、マルチキャスト
ルータか
ら各ステーションに、フレームが転送されます。これにより、スイッチ上で次の情報が特定
されます。
されます。
•
特定のマルチキャスト
グループへの参加を要求しているステーションが接続されて
いるポート。
•
マルチキャスト
フレーム送信元のマルチキャスト
ルータが接続されているポート。
これらの情報に基づいて、受信対象外ポート(特定のマルチキャスト
フレームの受信登録を
しているステーションが接続されていないポート)が、マルチキャスト
フレームの転送先か
ら除外されます。
マルチキャスト
グループを手動で設定し、
MLD
スヌーピング機能を有効にしている場合、手
動で設定したマルチキャスト
グループとメンバ
ポート、および、
MLD
スヌーピングによっ
て動的に検出されたマルチキャスト
グループとメンバ
ポートが組み合わされます。システム
を再起動すると、手動で設定した情報だけが保持されます。
MLD
スヌーピングを有効にするには
ステップ
1
[
マルチキャスト
] > [MLD
スヌーピング
]
をクリックします。
[MLD
スヌーピング
]
ページが
開きます。
ステップ
2
[MLD
スヌーピングステータス
]
を有効または無効にします。
MLD
スヌーピング
ステータス
をグローバルで有効にした場合、デバイス上でネットワーク
トラフィックが監視され、マル
チキャスト
トラフィックの受信を要求したホストが特定されます。スイッチ上で
MLD
ス
ヌーピングが実行されるのは、
MLD
スヌーピング機能とブリッジ
マルチキャスト
フィルタ
リング機能が両方とも有効になっている場合だけです。
ステップ
3
VLAN
を選択して
[
編集
]
をクリックします。
[MLD
スヌーピングの編集
]
ページが開きます。
ステップ
4
パラメータを指定します。
•
[VLAN ID]
:
VLAN ID
を選択します。
•
[MLD
スヌーピングステータス
]
:この
VLAN
に対して
MLD
スヌーピングを有効に
するか無効にするかを選択します。ネットワーク
トラフィックが監視され、マルチ
キャスト
トラフィックの受信を要求したホストが特定されます。スイッチ上で
MLD
スヌーピングが実行されるのは、
MLD
スヌーピング機能とブリッジ
マルチキャスト
フィルタリング機能が両方とも有効になっている場合だけです。
•
[
動作
MLD
スヌーピングステータス
]
:選択した
VLAN
に対する
MLD
スヌーピング
の現在のステータスが表示されます。