Cisco Cisco SG200-26P 26-port Gigabit PoE Smart Switch ユーザーガイド

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セキュリティの設定
802.1X 
の設定
Cisco Small Business 200 1.1 
シリーズ
 
スマート
 
スイッチ
 
アドミニストレーション
 
ガイド
 247
17
 
[
トラップ
]
:ロックされているポートにパケットが届いたときにトラップを有効にす
る場合、選択します。トラップは、ロックが侵害されようとしたことを通知するもの
です。クラシック
 
ロック
 
モードの場合、トラップの内容は、新たに受信された
 
MAC 
アドレスです。限定ダイナミック
 
ロック
 
モードの場合、トラップの内容は、
上限数を超過した分の新しい
 MAC 
アドレスです。
(注) 
200 
シリーズのトラップは、
SNMP 
で生成されたものではなく、
SYSLOG 
連のトラップです。
[
トラップ間隔
]
:トラップの最短間隔を入力します(単位:秒)。
ステップ
 4
[
適用
をクリックします。ポート
 
セキュリティが変更され、実行コンフィギュレーション  
ファイルが更新されます。
802.1X 
の設定
ポートベース
 
アクセス
 
コントロールを行う場合、スイッチのポート上で
 2 
種類のアクセスを       
設定できます。
つ目は、認可状態にかかわらず通信を制御しない、というものです(非制 
御ポート)。
つ目は、ホストとスイッチとの間の通信を承認するものです。
802.1X 
は、ポートベースのネットワーク
 
アクセス
 
コントロールを行うための
 IEEE 
規格で         
す。
802.1X 
フレームワークを使用した場合、要求元デバイス(サプリカント)は、接続先リ 
モート
 
デバイス(オーセンティケータ)上のポートへのアクセスを要求できます。要求元サ 
プリカントは、認証および承認された場合にのみ、ポートにデータを送信できます。認証さ
れなかった場合、オーセンティケータではそのサプリカントからのデータが破棄されます。
サプリカントを認証する処理は、オーセンティケータを介して、外部の
 RADIUS 
サーバ上で  
実行されます。オーセンティケータでは、認証結果が監視されます。
802.1X 
規格では、ポートでデバイスをサプリカントにすると同時にオーセンティケータにす 
ることができます。この場合、このデバイスは、ポート
 
アクセスを要求すると共にポート
 
ア  
クセスを許可することになります。ただし、このスイッチは単なるオーセンティケータであ
り、サプリカントの役割は果たしません。