Porter-Cable Computer Hardware P2-M2A690G ユーザーズマニュアル

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Chapter 5: BIOS のセットアップ
5.2 
BIOS 設定プログラム
本マザーボードはプログラム可能な Low-Pin Count (LPC) チップを搭載しており、 
「5.1 BIOS 管理更新」で説明した付属ユーティリティを使用してBIOSの更新をするこ
とが可能です。
BIOS 設定プログラムは、マザーボードを取り付けた時や、システムの再構成をした時、
または”Run Setup”を促された時に使用します。本項では、この機能を使用してコンピ
ュータの設定をする方法を説明します。
BIOS 設定プログラムを使用するように指示されていない場合でも、コンピュータの設
定を変更することができます。例えば、セキュリティパスワード機能を有効にする、ま
たは、電源管理設定を変更することができます。これらの設定を変更するためには、コ
ンピュータがこれらの変更を認識し、LPC チップのCMOS RAMに記録できるように、
BIOS設定プログラムを使用してコンピュータの設定を変更する必要があります。
マザーボードのLPCチップにはBIOS設定プログラムが搭載されています。BIOS 設定プ
ログラムはコンピュータを起動するときに実行することができます。起動時の自己診
断テスト (POST) の間に<Del>キーを押すとBIOS 設定プログラムが起動します。 
POST の終了後にBIOS 設定プログラムを実行したい場合は、以下の手順のいずれかを
行うことで システムを再起動します。
• 
OSのシャットダウン手順を利用した再起動
• 
<Ctrl+Alt+Delete>を押す
• 
ケースのリセットボタンを押す
• 
電源ボタンを押してシステムをオフにし、それからまたオンにする
  
電源ボタンリセットボタンまたは<Ctrl>+<Alt>+<Del>キーを使用して実行中の
オペレーティング・システムから強制リセットすると、データまたはシステムが損傷
する原因となります。常に、オペレーティングシステムから正しくシステムをシャット
ダウンすることをお勧めします。
 
BIOS 設定プログラムは簡単に使用できるように設計されています。メニュー画面か
ら、ナビゲーションキーを使用してさまざまなサブメニューをスクロールする、使用可
能なオプションから設定を選択することができます。
•  このマザーボードの BIOSの初期設定値はほとんどの環境で、最適なパフォー
マンスを実現できるように設定されています。BIOS 設定を変更した後システム
が不安定になったら、初期設定値をロードしてください。初期設定値に戻すに
は、Exit メニューの下の 「Load Setup Defaults」 を選択します。
(詳細は「5.8 終
了メニュー」をご参照ください)
•  本書に掲載した BIOS の画面は一例であり、実際に表示される内容と異なる場
合があります。
•  最新の BIOS はASUS Web サイト(www.asus.co.jp)からダウンロードしてくだ
さい。