Yamaha VL1-m Manual Do Utilizador

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70  第4章 VL1-mを知る − パート2
ドライバー、パイプ/ストリングから出力される音
ドライバーの「波動」と、パイプ/ストリングの「共振」で生み出された音は、次のよ
うに分類できます。
■ドライバー音
ドライバーで計算された波動を、パイプ/ストリングで共振させることなくそのまま
音として取り出したものです。
ブレスノイズの息の音や、マウスピースや弓の振動の音を、パイプ/ストリング音に
加えることでより楽器らしい音に近付きます。
■パイプ/ストリング音
管または弦で共振した楽器のメインの音です。
■タップ音
共振している管または弦の途中から取り出した音です。
ほとんど、パイプ/ストリング音と同じものですが、管または弦の途中から取り出す
ために、位相がずれています。このタップ音をパイプ/ストリング音に重ねること
で、倍音の強調された音などを作り出すことができます。
この3種類の音を「ミキシング」して、モディファイアに送り出します。
また、この3種類の音とは別に、モディファイアのハーモニックエンハンサー専用に
ドライバーからいくつかの信号も送り出されます。
ドライバー、パイプ/ストリングから出力される音
ドライバー
パイプ/ストリング




ドライバー音
タップ音
パイプ/ストリング音
モディファイア
ハーモニックエンハンサー用の信号