Sybase 12.7 Manual Do Utilizador

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バッファ・キャッシュのモニタリング
 
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Sybase IQ
バッファ・キャッシュごとにコマンドを別々に発行する必要があります。モニ
タが結果を収集している間は、これらの各セッションを開いておく必要があり
ます。接続を閉じると、モニタは実行を停止します。接続は最大で
 2 つのモニ
タの実行まで開くことができます。
1 つはメイン・バッファ・キャッシュ用で、
もう
 1 つはテンポラリ・バッファ・キャッシュ用です。
dummy_table_name には、任意の Sybase IQ ベース・テーブルまたはテンポラ
リ・テーブルを指定します。他の
 IQ UTILITIES コマンドと構文上の互換性を
持たせるために、テーブル名を指定する必要があります。最も望ましいのは、
モニタリング専用のテーブルを作成することです。
モニタリング出力ファイルのディレクトリ位置を制御するには、
MONITOR_OUTPUT_DIRECTORY オプションを設定します。このオプ
ションを設定しない場合は、データベースと同じディレクトリに結果が
出力されます。モニタを実行している間、すべてのモニタリング出力
ファイルが使用されます。モニタの実行が停止した後も、ファイルはそ
のまま残ります。
マルチプレックス・クエリ・サーバを作成する前に、モニタリングで使用する
テンポラリ・テーブルを宣言するか、新しいデータベースの作成時に永続的な
ダミー・テーブルを作成してください。これによって
 DDL の変更を回避し、
実際の運用稼働時にデータがクエリ・サーバにとどまるようにします。
ヒント
モニタを簡単に使用するためには、ストアド・プロシージャを作成してダミー・
テーブルを宣言し、出力ロケーションを指定して、モニタを起動します。
'monitor_options' には次の値を 1 つ以上指定できます。
-summary。メインとテンポラリの両方のバッファ・キャッシュのサマリ
情報を表示します。モニタ・オプションを何も指定しないと、サマリ・レ
ポートが表示されます。他のオプションで説明されているフィールドに加
えて、次のフィールドが表示されます。
[Users]:バッファ・キャッシュに接続しているユーザ数。
[IO]:バッファ・キャッシュによる物理読み込みと物理書き込みの
合計。
-cache。メイン・バッファ・キャッシュまたはテンポラリ・バッファ・
キャッシュに対するアクティビティの詳細を表示します。重要なフィール
ドは
 [Finds]、[HR%]、[BWaits] です。次のフィールドが表示されます。
[Finds]:バッファ・キャッシュへの検索要求。Finds  の値がゼロに急
降下してゼロのままなら、サーバにデッドロックが発生しています。
サーバでアクティビティがあれば、
Finds はゼロ以外の値を示すはず
です。
[Creats]:データベース内の 1 ページの作成要求。
[Dests]:データベース内の 1 ページの破棄要求。