Cisco Cisco WebEx Meetings Server 2.6

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そのため、インターネットリバースプロキシを使用して、(1 個をインターネットにポイントし、
もう 1 個をイントラネットにポイントした状態で)2 個の別々のネットワークセグメントのトラ
フィックをつなげることはできません。 次のセクションでは、この目標を達成する方法について
説明します。
内部仮想マシンとインターネットリバースプロキシ間の遅延
インターネットリバースプロキシの NIC とあらゆる内部仮想マシンの NIC 間のパスにおける、許
容できる最大の往復遅延時間は 4 ミリ秒です。 このパスにおける過度の遅延は、音声、ビデオ、
およびデスクトップ共有の機能を利用するエンドユーザーの使用可能な帯域幅を制限します。 た
とえば、遅延が 4 秒から 8 秒に増加する場合、使用可能な帯域幅は半減し、エクスペリエンスは
遅延が増えるにしたがって悪化します。
4 ミリ秒の遅延の制限は、いかなる Cisco WebEx Meetings Server コンポーネントとエンドユー
ザーのエンドポイント間のパスには適用されません。
(注)
IRP と 内部仮想マシン間における遅延が 4 秒を超える場合、Cisco WebEx Meetings Server イン
ターネットリバースプロキシを通るエンドユーザーの接続に深刻な遅延が発生する可能性があ
ります。
(注)
ネットワークトラフィックの隔離
DMZ イーサネットスイッチを使用することで、インターネットと内部ネットワーク間のネット
ワークトラフィックの隔離をセットアップできます。 以下の手順と図は、1 つの例を描写してい
ます。
1
インターネットリバースプロキシをヘッドエンドスイッチまたはルーターに接続して、そのス
イッチまたはルーターを使用して、インターネットとイントラネットのトラフィックを分割し
ます。
2
スイッチまたはルーターがトラフィックを分割したら、その 2 つのトラフィック パターンをス
イッチまたはルーターにある 2 個の別々の物理ポートにパイピングできます。 1 個のポートは
イントラネットにポイントし、もう 1 つのポートはイントラネットにポイントします。
これは、サンプルのネットワークトポロジの図です。
Cisco WebEx Meetings Server プランニングガイドとシステム要件 リリース 2.6    
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システムのネットワークトポロジ
インターネットリバースプロキシに関するネットワークの検討事項