Справочник Пользователя для Mitsubishi Electronics FT8600 220Ra

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システム診断
システム診断は装置に対して各種テストを行います。
「EXPRESSBUILDER」の「ツール」メニューから「システム診断」を選択して診断してください。
システム診断の内容
システム診断には、次の項目があります。
ⓦ 本体に取り付けられているメモリのチェック
ⓦ CPUキャッシュメモリのチェック
ⓦ システムとして使用されているハードディスクのチェック
重要
システム診断を行う時は、必ず本体に接続しているLANケーブルを外してください。接続
したままシステム診断を行うと、ネットワークに影響をおよぼすおそれがあります。
ヒント
ハードディスクのチェックでは、ディスクへの書き込みは行いません。
システム診断の起動と終了
システム診断には、本体に直接接続されたコンソール(キーボード)を使用する方法と、シリ
アルポート経由で接続されている管理PCのコンソールを使用する方法(コンソールレス)が
あります。
それぞれの起動方法は次のとおりです。
重要
「ソフトウェア編」
「EXPRESSBUILDER」
では、コンソールレスでの通信方法にLANと
COMポートの2つの方法を記載していますが、コンソールレスでのシステム診断ではCOM
ポートのみを使用することができます。
1. シャットダウン処理を行った後、本体の電源をOFFにし、電源コードをコンセントから抜く。
2. 本体に接続しているLANケーブルをすべて取り外す。
3. 電源コードをコンセントに接続し、本体の電源をONにする。
4. CD-ROM 「EXPRESSBUILDER」を使ってシステムを起動する。
本体のコンソールを使用して起動する場合と、コンソールレスで起動する場合で手順が異なりま
す。「ソフトウェア編」の「EXPRESSBUILDER」を参照して正しく起動してください。