M-AUDIO Ultra 8R 用户手册
Fast Track Ultra 8R
ユーザーズ
・マニュアル
7
8 Fast Track Ultra 8R
を使用する
録音レベルを設定する
マイク、ライン、インストゥルメント入力を使用する
マイクロフォン
、インストゥルメント等ラインレベルのソースをマイク
/
ライン
/
インストゥルメント
入力端子に適宜、接続します。関係するチャンネ
ルのマイク
/
ライン
–
インストゥルメント
・セレクタ・スイッチが選択した入力に対して適切に設定されていることと、入力ゲインが一番左の位置ま
で
回してゲインを下げてあることを確認します。コンデンサー・マイクロフォンを使用する場合は、ファンタム電源スイッチが有効であることを確
認します(マイクロフォンを
XLR
入力に接続してからファンタム電源を有効にします)。マイクロフォンまたはインストゥルメント入力を使用して
いる
場合、サウンドを耳で確認しながら(ギターの演奏やマイクに向かって歌う等)、
LED
レベル
・メーターが緑色に安定して点灯するよう入力レ
ベルを
少しずつ上げます。マイクロフォンの入力シグナルが最小ゲインに設定されているにもかかわらずクリッピングする場合、マイク入力ゲイ
ン
・ノブを引き出して
-20dB
のパッドを
有効にします。これにより入力シグナルのレベルが更に減衰し、入力時のディストーションを抑制します。
➜
重要:
マイクロフォンを
録音
する
場合、
マイクロフォンはメインのスピーカーから
離
れた
位置
に
設定
するか
、
ヘ
ッドフォンを
使用
してモニタリングします
。
これにより
耳障
りなフィードバックのループの
発生
が
大
きく
抑制
さ
れるため
機器(聴覚)
の
損傷
を
防
ぐことができます
。
同軸
S/PDIF
入力を使用する
外部オーディオ機器の
S/PDIF
出力を
Fast Track Ultra 8R
のリアパネルに
装備されているブレークアウト・ケーブルに接続します。
S/PDIF
入
力端子で受信するシグナルレベルはそのまま録音するシグナルレベルになります。シグナルレベルに調整を加えるには、ソース側でコントロール
します
。
S/PDIF
入力に接続した機器に出力レベルコントローラが装備されていれば、その出力レベルコントローラで録音レベルを調整します。
録音されたトラックの録音レベルが最初から低過ぎる場合、ほとんどの
DAW
では
出力トラックにゲインを加えることが可能ですが、その場合、
録音中に録音レベルがデジタル・クリッピング(シグナルが赤く点灯します)しないよう注意が必要です。
注意:
S/PDIF
入力
を
使用
する
場合、
Fast Track Ultra 8R
のシンクソースは
「
external
(外部)」
に
設定
しておくこ
とも
必要
です
。後述
のコントロールパネルのセクションやご
使用
の
DAW
の
取扱説明書
を
参照
して
下
さい
。
サンプリングレートを設定する
Fast Track Ultra 8R
のデフォルトのサンプリングレートは
44.1kHz
です
。対応しているサンプリングレートは
44.1
、
48
、
88.2
、
96kHz
です
。ほとんど
の
DAW
では
、
DAW
内でサンプリングレートを変更することができます。また、コントロールパネル・ソフトウエアでサンプリングレートを変更すること
もできます
。
DAW
の
中には、予期せぬ動作を引き起こす要因となるため、
DAW
で
使用している最中にコントロールパネルからサンプリングレートを変
更しないで下さい。
S/PDIF
入力からデジタル・シグナルを受信するためには、コントロールパネルのシンクソース(「
Settings
(設定)」タブ内)を「
external
(外部)」に変更
する
必要があり、シンクソースを変更すると、
Fast Track Ultra 8R
は
自動的に入力デジタル・シグナルを検知して入力
S/PDIF
ソースから
受信するサ
ンプリングレートを
使用します。