Ibanez af75 用户指南

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フローティングへの切り替え
ZERO POINT SYSTEMの機能を停止させることで、トレモロを完全にフ
ローティングさせることが可能です。
アームアップをしながら、ストップロッドとサブスプリングを外します。
正しくチューニングした状態で、トレモロの取り付け角度をメインスプリ
ング調整ネジで調整します(FIG.7E)。
トレモロが、ネック側に対して前方へ傾きすぎている場合は、スプリング調
整ネジを時計回りに回します。反対にトレモロが、ネック側に対して後方へ
傾きすぎている場合は、スプリング調整ネジを反時計回りに回します。
* フローティング状態でのトレモロ取り付け角度の調整は、メインスプリング調整ネジ
を調整するたびに、チューニングがくるってしまいますので、チューニングを繰り返し
ながら根気良く調整して下さい。
*通常のロッキングトレモロでは演奏中に弦が切れた場合ネックのテンションバランスが変化し、チューニングが大きく変化してしまう
事があります。適正に調整されたゼロポイントシステムは、テンションバランスの変化に対してチューニングの狂いを最小限に抑える
働きがあります。
ZPS(ゼロポイントシステム/ZRトレモロ標準装備)
ゼロポイントシステムは、ストップロッドにトレ
モロブロックとストッパーの双方が接するように
調整する事で正しく機能します(FIG.8)。
ギターが正しくチューニングされている事を確認
した上で、メインスプリングを調整します。
ストップロッドに対してトレモロブロックが接していない場合(FIG.9)には、メインスプリング調整ローラを右に
回してスプリング長を短くします。逆に、トレモロブロックがストップロッドを押してしまい、ストップロッドが
ストッパーから離れてしまっている場合(FIG.10)には、メインスプリング調整ローラを左に回して調整します。
FIG.8
FIG.9
FIG.10