Sybase IQ 12.7 用户手册

下载
页码 212
メモリ使用の概要
 
110
 
Sybase IQ
スレッド・スタックのメモリ
スレッドの処理には、少量のメモリが必要です。使用する
 Sybase IQ 処理ス
レッドが多くなるにつれ、必要なメモリも多くなります。
-iqmt サーバ・スイッ
 は、Sybase IQ のスレッド数を制御します。
ユーザの数に比例して、カタログ・ストア処理スレッドに必要なメモリも増加
しますが、必要とされるメモリは比較的少量です。
-gn スイッチによって、カ
タログ・ストア処理スレッドを制御します。
スレッドの合計数
 (-iqmt と -gn の合計 ) が、現在のプラットフォームで使用で
きるスレッド数を超えないようにします。詳細については、
Sybase IQ ユー
ティリティ・ガイド』
を参照して
ください。
その他のメモリ使用
すべてのコマンドとトランザクションが、ある程度のメモリを使用します。こ
れまで説明してきた要因の他に、メモリを大量に使用する操作には次のものが
あります。
バックアップ 
バックアップに使用される仮想メモリの量は、データベース作
成時に指定された
 IQ PAGE SIZE によって決まります。この値はおよそ 2 *
CPU  の数 * 20 * (IQ PAGE SIZE/16) です。プラットフォームによっては、
BACKUP コマンドの BLOCK FACTOR を調整するとバックアップのパフォー
マンスが向上する場合がありますが、
BLOCK FACTOR を増やすとメモリの使
用量も増加します。詳細については、
Sybase IQ システム管理ガイド』の
を参照してください。
データベースの検証と修復 
データベース全体を検証すると、
sp_iqcheckdb プロ
シージャは処理を開始する前に、すべての
 Sybase IQ テーブル、テーブルのそ
れぞれのフィールドとインデックスを開きます。
Sybase IQ テーブルの数、お
よびテーブル内のカラムとインデックスの累積数によって、
sp_iqcheckdb に
必要な仮想メモリの量は大幅に異なります。必要なメモリ量を制限するには、
sp_iqcheckdb オプションを使って 1 つのインデックスまたはテーブルを検証
または修復します。
リーク・ブロックの削除 
リークの削除操作でも、すべての
 Sybase IQ テーブル、
ファイル、インデックスを開く必要があるため、データベース全体を検証する
ときに
 sp_iqcheckdb  が使用するのと同じ容量の仮想メモリを使用します。
Sybase IQ テンポラリ・バッファ・キャッシュを使用して、使用ブロックを追跡
します。