IBM 4347 User Manual

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第 2 章 診断
この章では、サーバーに発生する可能性がある問題を解決するのに役立つ診断ツー
ルについて説明します。
この章の情報を使用しても問題の診断や訂正ができない場合は、 103 ページの『付
録 A. ヘルプおよび技術サポートの入手』を参照して詳しい情報を入手してくださ
い。
診断ツール
次のツールは、ハードウェア関連の問題の診断と解決に役立ちます。
v
POST
ビープ・コード、エラー・メッセージ、およびエラー・ログ
パワーオン・セルフテスト (POST) は、テストが正常に完了した場合または問題
を検出したときに、ビープ・コードおよびメッセージを生成します。詳しくは
『POST』 を参照してください。
v
トラブルシューティング表
これらの表は、問題の現象および問題を訂正するためのアクションをリストして
います。 31 ページの『トラブルシューティング表』を参照してください。
v
システム・ボード・エラー LED
サーバー前面のシステム・エラー LED が点灯していると、システム・ボード上
の LED も点灯して、エラーの切り分けに役立つことがあります。詳しくは、 9
ページの『システム・ボード LED』を参照してください。
v
診断プログラム、メッセージ、およびエラー・メッセージ
診断プログラムは、サーバーの主要コンポーネントのための基本テスト方式で
す。診断プログラムは、IBM Enhanced Diagnostics CD に入っています。 詳しく
は、 45 ページの『診断プログラム、メッセージ、およびエラー・コード』を参照
してください。
POST
サーバーの電源をオンにすると、サーバー内のサーバー・コンポーネントと一部の
オプション装置の動作を検査する一連のテストが実行されます。この一連のテスト
を「パワーオン・セルフテスト」または POST と呼びます。
始動パスワードが設定されている場合は、POST を実行するためには、プロンプト
が出されたときに、パスワードを入力して、Enter キーを押す必要があります。
POST
が問題を検出せずに完了する場合、ビープ音が 1 回鳴り、サーバーの始動が
完了します。
POST
で問題が検出されると、ビープ音が複数回鳴るか、エラー・メッセージが表
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