Intel A28553-01 User Manual

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はじめに
12
Intel
® 
PRO/Wireless 2011
アクセス・ポイント製品リファレンス・ガイド 
IEEE 802.1d
スパニング・ツリーのサポート
このプロトコルでは、各デバイスと LAN の間に厳密に 1 つのパスが使用
され、
ループのないトポロジが確立されます。このパスは、ルート AP か
ら各 WLAP および LAN への最短のパスです。WLAP と LAN の間の接続
が切断されると、新しいルートが計算され、ツリーに追加されます。転送
されるパケットはすべて、指定されたスパニング・ツリー・パスをたどり
ます。ネットワーク内の AP は、1 つの AP をルート AP として選択する必
要があります。
1.2.3 
設置場所のトポロジ
最適なパフォーマンスを実現するには、変圧器、大型モータ、蛍光灯、電
子レンジ、冷蔵庫、およびその他の工業製品から MU と AP を遠ざけてく
ださい。
金属、コンクリート、壁、床によって送信が遮られると、信号が喪失する
ことがあります。通信範囲を広くするには、AP をオープン・スペースに
配置するか、必要に応じて AP を追加してください。
設置場所の調査
設置場所を調査し、インストール環境を分析し、装備と設置場所に関する
推奨事項をユーザに提供してください。11Mbps の AP と 1 または 2Mbps
の AP では、AP の設置場所と設置数に関する条件が異なるため、それぞ
れ最適な設置場所が異なります。
1
または 2Mbps 周波数ホッピングの AP から 11Mbps ダイレクト・シーケ
ンスの AP に切り替える際は、設置場所の調査を新たに行い、設置場所に
関して計画を新しく練りなおすことをお勧めします。