Intel A28553-01 User Manual

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はじめに
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Intel
® 
PRO/Wireless 2011
アクセス・ポイント製品リファレンス・ガイド 
AP
の内部スタック・インターフェースは、AP に宛てられたすべてのメッ
セージを処理します。
各 AP には、
転送を簡単に行うために、宛先およびインターフェースに関
する情報が保存されています。AP は、ARP(Address Resolution Protocol) 
求パケットが送られてくると、このパケットの受信インターフェースでは
なく、すべての有効なインターフェース ( イーサネット、PPP、無線、
WLAP)
を介してこのパケットを転送します。AP データベースは、ARP 応
答パケットを受信すると、宛先アドレスとともに受信インターフェースを
記録します。AP はこの情報を使用して、あらゆる送信パケットを正しい
宛先に転送します。宛先が未知のパケットは、イーサネット・インター
フェースに転送されます。
送信されてきた ARP 要求パケットは、他の MU にエコーバックされます。
指定時間内に使用されなかった宛先またはインターフェースは、データ
ベースから削除されます。これらの宛先またはインターフェースに対する
送受信が行われると、データベースはリフレッシュされます。
フィルタリングとアクセス制御
AP
は、AP と関連付けする MU や、AP を介して転送されるデータ・パ
ケットを制限する機能を備えています。フィルタを使用して無線ネット
ワークからブロードキャスト / マルチキャスト・パケットを除去すること
により、ネットワーク・セキュリティを確立したり、パフォーマンスを向
上させたりできます。
ACL(Access Control List)
には、AP との関連付けが許可されている MU の
MAC
アドレスが記載されています。ACL を使用することにより、不正ア
クセスを防いで、セキュリティを確立することができます。