Cisco Cisco WebEx Meetings Server 2.0

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HA 展開での冗長ネットワーク
Cisco WebEx Meetings Server は、プライマリシステムを展開し、2 個目の HA システムを展開し
て、両方を HAペアに結合するとう従来の感覚で、高可用性(HA)を実装しません。その代わり
に、Cisco WebEx Meetings Server はプライマリシステムと HA システムを 1 個の単一システムに組
み合わせます。 各システムサイズの詳細については、
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を参照してください。
冗長(HA)仮想マシンはプライマリ仮想マシンと同じデータセンター内に共存することが必
要です。 これらのすべての仮想マシンが同一の VLAN またはサブネット上になければなり
ません。 プライマリ仮想マシン用に以前に定義されたのと、プライマリと HA のコンポーネ
ント間の接続の速度と遅延要件は同じです。
Cisco は、データセンター間のシステムのプライマリおよび冗長化 (HAシス
テム) のコンポーネントの分割をサポートしません。
重要
プライマリと HA の両方を含むすべての内部仮想マシンの間の接続は、スイッチまたはネッ
トワークリンクに障害が発生し、プライマリと HA のコンポーネント間の接続を切断しない
ように、完全に冗長化されなければなりません。 この冗長性を実現するためには、各ホスト
サーバーは、イーサネットスイッチのペア(つまり、スイッチ B への接続プラススイッチ A
への接続)にデュアル冗長接続が設定されている必要があります。
プライマリおよび冗長化(HA)のインターネットリバースプロキシ仮想マシンは共通の
VLAN またはサブネット(通常、内部仮想マシンと同じサブネットではありません)上にあ
る必要があります。 これら 2 つのインターネットリバースプロキシ仮想マシン間の接続は、
内部仮想マシンと同様に、完全に冗長化されなければなりません。
インターネットリバースプロキシに関するネットワーク
の検討事項
インターネットリバースプロキシ仮想マシンは、内部仮想マシンと同じ一般的ネットワーク要件
を共有します。 非スプリットホライズンおよびスプリットホライズン DNS 構成では、インター
ネットリバースプロキシ仮想マシンは、内部ネットワークではなく、 DMZ ネットワークに展開
します。
Cisco UCS サーバーが 2 個の NIC で構成されていても、Cisco WebEx Meetings Server は 1 個の
NIC をインターネットに、およびもう 1 個の NIC をイントラネットにポイントすることをサ
ポートしません。 この制限は vSphere(およびインターネットリバースプロキシ)によって使
用される物理 NIC と仮想 NIC の間のマッピングに関わらず、適用されます。
制約事項
Cisco WebEx Meetings Server プランニングガイド リリース 2.0    
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システムのネットワークトポロジ
HA 展開での冗長ネットワーク