Cisco CISCO WEBEX SUPPORT CENTER WBS30 User Guide

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ハードウェア要件:統合型 VoIP を使用するために特に必要となるハードウェアはありません。
全二重のサウンドカード、およびスピーカーまたはヘッドセットを準備するだけで使用でき
ます。発言予定のユーザーはヘッドセットを使用することをお勧めします。OS が端末のド
ライバーがインストールされている場合、Windows および Mac の USB 端末にも対応します。
出席者数:統合型 VoIP は最大 500 名の参加者に対応します (Training Center の場合は 1,000 名)
統合型 VoIP では、UDP または TCP を転送方法として使用することができます。UDP を利用
すると、VoIP セッションの待ち時間が短縮されます。TCP を利用すると、待ち時間が少し長
くなりますが、SSL のセキュリティ機能がオプションで提供されます。VoIP がサービスとし
て開始すると、各クライアントは最初に UDP を使用して接続し、続いて TCP に移ります。
UDP 接続の出席者と TCP 接続の出席者は一緒にミーティングに参加することができます。
• SSL のサポート:サイトで SSL が有効に設定されている場合、統合型 VoIP では転送方法とし
て SSL を使用できます。SSL 通信により、VoIP のトラフィック転送におけるセキュリティ
が強化されます。SSL を使用することにより、VoIP 接続の待ち時間が長くなる場合がありま
す。
エコーキャンセレーション:統合型 VoIP に組み込まれているエコーの軽減機能により、ほと
んどの状況においてパフォーマンスが向上します。
自動ゲイン制御:統合型 VoIP 機能の自動ゲイン制御により、ミーティング出席者のレベル均
一化がもたらされます。
クロスプラットフォームサポート:Support Center のクロスプラットフォームのサポート
統合型 VoIP の出席者の上限は?
セッションには最大で 500 人までの出席者を招待できます (Training Center の場合は 1,000 人)。
自分の発言した音声が出席者まで届いていない場合に、WebEx 統合型 VoIP 音声はどのように知ら
せてくれますか?
統合型 VoIP が音量ウィンドウ中に表示するネットワークインジケータ (音声メニューにあります)
が、ネットワークの性能とあなたの出席者が聞こえる音声のおよその品質を示します。インジケー
タが、次の色のうちのどれか 1 つを表示します:
緑、85% 以上の出席者が高品質な音声を聞くことができています
黄、50% ~ 85% の出席者が高品質な音声を聞くことができています
赤、高品質な音声を聞くことができている出席者が 50% 未満です
システム要件およびテクニカル情報
   Support Center よくある質問 (バージョン WBS30)
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統合型 VoIP 音声
システム要件およびテクニカル情報